たけPのクリーブランド(USA)生活

2002年09月22日(日) ミュージカル 「キャバレー」を観に行く

今日はミュージカル「Cabaret」を観に行った。
事前にネットで良い席を取っていた。
100ドルしたが、オーケストラ席のかなり前。
このミュージカルは非常に特殊で観客席が本当のキャバレーの様になっている。
オーケストラ席は丸テーブルに4人で座る。
ショーが始まる前には、本当のキャバレーの様にテーブルで
アルコールなどドリンクを頼める。
私はおとなしくオレンジジュースを頼んだ。4ドルした。やはり高い。
ショーがいつのまにか始まった。観客席とステージは正に一体感がある。
花道から役者が出たり入ったり。
客をステージに上げて踊ったりと、とても盛り上がる。
臨場感を味合うために高いけど良い席を取ったのは、大正解だった。

ステージは少し低いのでやや見にくいが、一体感を強める。
役者が私の席の横に下りてきて電話を掛けるシーンがあったり。
本当に、ステージと観客席が一体となる。

ストーリー的には、キャバレーのお姉さんたちが、
少々妖しい衣装で、セクシーに踊ったり、観ていてとても楽しめる。
セットは大掛かりではないが、お姉さん達が、
上手い具合にセット替えを行い観ていて、気持ちが良い。
ミュージカルだが、地のセリフが多いので聞きやすい。
芝居を観ている感じがして、入り込める。
キャバレーの司会者Emceeという役が、これまた癖があり
変わっている。
とても妖しいが非常に大事な役柄。上手くやっている。
日本の劇団でもやったみたいだけど、
きっと、こういう癖のある役は、日本人にはうまく出来ないな。

時代設定は、1930年、ベルリンのキャバレー。時代的にも独特の雰囲気。
主演女優はイギリス人キャバレー嬢という設定なので、英語も
アメリカ英語ではなくて、イギリス的ななまりでちゃんとセリフを言う。
さすがだな。
このミュージカルは、独特の雰囲気、臨場感ある芝居、キャバレーのようになった観客席、セクシーな踊り、と本当に楽しめる。
100ドルしたけど、大満足。観てよかった。


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