たけPのクリーブランド(USA)生活

2002年07月14日(日) 引越し準備 インディアンズ

今日は、朝から引越し準備の続き。物とどんどん捨てる。ステレオやプリンターを梱包。1時からはTVでインディアンズ対ヤンキースをつけて見ていた。
初回からインディアンズの投手チャック フィンレーは打たれまくり。
もう、許したってくてって感じ。4回までで7点も取られた。
7対0。また負けや。

昨日といい、今日といい、NYYにこてんぱんにやられている。もう、「タオル」と投げてやりたい気分だ。また、負けか。クソ。どうせ負けなので、あとは適当に観ながら、引越しの続きをやっていた。

すると6回にはジムトミーが3ランhomerun を打つ。おー、トミー。
7回には頼れる男ビジケルが打って、1点追加。7対4とする。
いつもはこれぐらいで最後まで行くので、今日もお終いだなと思った。

8回にもチャンスをつぶして、7対4のまま、9階裏。いつもなら3者凡退で即ゲーム終了だ。すると、先頭打者がヒットで出た。よし。さらにヒットでランナーが溜まってきた。それから、どうした事か、インディアンズ下位打線、ヒットを打ちまくる。

この辺りから気合を入れて応援だ。TVの音量を上げて、インディアンズ帽子を被った。真剣に応援。太鼓の音にあわせて手拍子。
するとビジケルもまたヒットを打って得点。ずっとアウトだった、バークスも気合でヒットを打った。球場のどよめきが伝わる。1点差。ランナー2、3塁で主砲ジムトミー。ところが敬遠。

7対6 1点差。1アウト 満塁。バッターは、Fryman.
こいつはいつもいいところでアウト。どうもこいつは気が弱そうに思う。
でも、がんばれー。
予想通り。三球三振。「お前、外野フライぐらい打てよ。5番バッターやろ。」と思う。

9回裏 2アウト。満塁。1点差。打者は、Selby。
もう祈るような気持ち。外野フライでは駄目。ヒットを打つしかない。
もう駄目かなと思った。しかし、ライト線に良い当たり、しかしわずかにファール。 惜しい。
カウントは2−2。このまま、負けか。
もはやこれまでか、と思った時、打った。
ライトへ打球は上がる。
大声で「入れ、入れ−」と叫んだ。すると、入ったー 入った。
満塁ホームランだ。
信じられない。やったー。バンザイ。一人で喜びまくり。
インディアンズは全員で彼をホームに迎える。涙が出てきた。
ヤンキース、ざまーみろーって感じだ。
昨日の恨みを晴らしたぞ。

こんな劇的な試合は本当、久しぶりだ。7点差をひっくり返して勝った。
インディアンズ、このまま調子に乗って欲しい。
奇跡を起こして今年も優勝して欲しい。
Go Tribe !!
















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