たけPのクリーブランド(USA)生活

2002年07月02日(火) 親不知を抜く

今日は近所の大病院で親不知を抜いた。先週からの感染症の痛みは未だあった。熱は下がっていた。結局、上下を一緒に抜く事になった。麻酔の後、ペンチのようなもので下の歯を力任せに抜かれた。その後、縫合していると。ところが、上はあっという間に抜けて衝撃もあまり無かった。上は縫合はしないと。終わってからも麻酔が効いているので痛くはない。痛かったのは、財布。結局600ドル(72000円)も払った。保険が効かないからだ。薬代も高い。また目の調子も悪かったので、ついでに眼科にも行った。結膜炎だと。これも数百ドル取られるはず。トータル10万円コース。費用が高いのが一番痛い。抜歯後は痛み止めの薬の為、痛くはないが、やはり発熱してきた。夕方病院から帰り、即寝た。何も食べないで。でもペニシリンが効いたようで、朝には熱もひいていた。抜いた所もあまり痛くない。

10年程前、日本で親不知を抜いた後、死にそうなぐらい痛んだ事を思い出した。当時も大学病院で抜いたのだが。しかし、今回はぜんぜん痛くないし、あまり腫れてもいない。きっと歯の生え方とかが違うのだろう。痛かったのは財布だけだ。

今日行った病院は全米でも有数の大病院なのだが、巨大すぎてとても不便だ。
先ずパーキング代が高い。3時間ぐらい経つともう8ドル。路駐車できないのでパーキングに停めるしかない。全く足元を見ている。
受付後も手続きが面倒。先週の費用を先ず払ってくれと。
「先週は先生が無料にしてくれると言ったよ」と交渉。するとレントゲン代は取りますとか。好きなだけ持っていけとカードを出す。

歯を抜いた後も私は外人なので、international office に来てくれと遠く離れたビルまで、歯が痛むのに行かされる。ただ、これはどうも外人割引の為ゆえ仕方ない。

薬を貰う(買う)場所も混んでいて30分待ち。高い金を払わされてこの不愉快な連続だ。たいした病気でなければ、巨大病院など行くものではない。

ただ、この病院には優秀な先生がたくさん居るらしくて、USAでもここでしかできない大手術とか結構あるみたい。中東の産油国の金持ち王様がチャーター機で検診とかもにも来らしい。



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