たけPのクリーブランド(USA)生活

2002年06月30日(日) ワールドカップ終了

親不知の痛みが少し緩和してきて、熱も下がった。
今日は朝7時に起きて、ワールドカップ、決勝を見た。ブラジル対ドイツ。
USAでは時差の都合で放送時間が深夜、早朝などとなり、なかなかワールドカップの試合を見るのは大変だが、決勝戦は見なければ。審判もベテランの「はげ頭」の彼だ。安心して観れる。現在の地球上で最高の試合が見れるはずだ。

前半はドイツがボールをキープ。ブラジルも個人技、ドリブルで攻め入るが点は入らない。お互い素晴らしいプレー。パスもそれを奪い取るタックルも反則にはならない程度でフェア−である。審判は非常に厳しく見ている。「え、これで反則?」と思うぐらいのプレーも反則に取る。

ドイツの組織のサッカーが前半を押し気味に進める。お互いのチームのプレーにミスが少ないので見ていて、非常に心地よい。正にワールドカップの試合。
ドイツのフリーキックがポールに当たりわづかに外れる。日本の下手なフリーキックとは天と地に差がある。ドイツのキーパー カーン。正に壁。ことごとく止める。すごいキーパーだ。ロナウドが正面からクイックターンでワンバンドシュート。普通なら間違いなく得点のシュート。カーンは、かろうじて防いだ。感動的なプレーだ。結局無得点のまま後半へ。

1点取った方が勝ちだなと思った。
後半、リバウドからシュートされたボールをカーンがこぼしてしまった。ロナルドが、ちゃんと走り込んでいる。シュート。ついにブラジルに1点が入った。
ここで私は、「ドイツ、頑張れ。」と応援。なんとかして追いついて欲しい。少しでも長くこのすごい試合を観ていたいから。
ドイツも頑張って攻めるが、ブラジルのキーパーもよく止める。そして、ブラジルは、センタリングされたボールを、リバウドがわざと、受けずにロナルドへスルー。ロナルドはフリーで、そのままシュート。これにはカーンもどうしようもない。完璧な得点。これで決まったなと思った。

1点目は、もしカーンがボールをこぼさなければ悔やまれるが、2点目は、文句無しのブラジルの完璧な得点。ドイツも負けを認めざるを得ない。

本当に素晴らしい試合に感動した。ドイツも後わずかだった。これぞ、ワールドカップ決勝と言う試合を観る事ができた。

こんなすごい試合を観ると残念ながら日本は、まだまだ駄目だなと思う。世界トップとは差がありすぎ。今日の試合も雨が降っていたようだが、TVで観る限りパス回しとかに影響が感じられない。きっと、雨天ゆえパスの強弱とか調整していたのだろう。日本の前の試合とはえらい違いだ。

ワールドカップが終わってしまい寂しい気分。4年に一回しかないからな。2006年ドイツ大会。日本は今回以上の成績を残したいものだ。元気な韓国には負けないで欲しい。





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