2002年05月09日(木) |
クリーブランド オーケストラに ”再び”行く |
今夜は先週に続いて、クリーブランドオーケストラにクラシックコンサートに行った。指揮者は有名はChristope von Dohnanyi ドホナーニ。彼は今期を最後に引退する。あと数回しかチャンスは無い。 今回の曲はBruckerのSymphony No.8。難解な曲との事ゆえ、事前に聴いて予習をしておいた。地元のクラシックFM局が月曜にその週のクリーブランドオーケストラで演奏する曲を流してくれる。録音して、ずっと聞いていた。素人の私には、確かに難しい。メロディーがあるようで無い。 今回は、日本人とアメリカ人のクラスメートで行った。席は、前から2番目の中央で特別学割で16ドル。本当に嘘のような安さ。一般の観客はきちんとした年配の方が多い。私も一応スーツを着ている。 曲は1時間20分ぐらいかかるが、今回は中休みも無し。通しで演奏する。 ドホナーニは楽譜は不要で、全て覚えている。。演奏開始。至近距離なので、彼の息が聞こえる。 テープである程度聴いていたが、やはり生の世界の一流オーケストラ、それもかぶりつき状態。すごい迫力である。第三楽章は予習のラジオで放送されなかったので、少々苦しかった。やや眠くなった。休憩無しで聴いているだけで結構疲れるのに、指揮者、演奏者は本当に大変だと思う。やはりそこはプロ、完璧だ。
素人なので曲の内容はよく分からないが、オーケストラのエネルギーが感じ取れる。フルパワーで全員が弾いている時など、音だけでなくすごいエネルギーが伝わってくる。長い演奏が終わると拍手喝采。観客は立ち上がって拍手。アメリカ人は「bravo]と叫んでいる。
コンサートの後は、日本人クラスメート達とワインバーに行った。アメリカ人のJohnは朝から遠出して疲れたので帰るとの事。 コンサートホールからの帰り道、私は、「やはり来週も行こうと決めた。」 来週はBrahmsだ。
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