★平岩弓枝。 『初春弁才船』

大好きな御宿かわせみシリーズの第26巻。
発売日に手に入れて、るんるんである。
この本だけは、ツンドクにならないのだ。ふふ。

今回やはり一番好きなのは表題作「初春弁才船」だ。
ストーリーもなかなか読ませる。
日本古来の樽回船などの船は、本来は内海を渡るためのもので
西洋式の船とは船の仕組みも航海の仕方も全然違うらしい。
かわせみの時代にも次第に新しい風が吹き始めていて、
そのへんの時代背景を想像しながら、いったいこの先この物語は
どうなるのかと思う。

あと、二人の少年のからみもなかなかいい「メキシコ銀貨」。
でもでも、麻太郎くんのことはどうなるのか、こっちも心配。
あーまたドラマやんないかな・・・・
2001年12月03日(月)
By ちゃいむ

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