『時鐘館』と書いて、「とけいかん」と読む。 短編集で、各タイトルはかなり有名ドコロのパロディらしいのだが、 有名ドコロを良く知らないため、わからない。 気にかかることが三つある。 一つは、読んだ文庫の裏表紙に書いてあるあらすじ。 「締め切り直前の老推理作家が姿を消した」←確か本文中に四十六歳と あったはずなのだが・・・後頭部はすり減っても、年齢まではすり減る まいと思うのだが? 二つは、あとがきによれば、文庫に納めるときかなり手を加えたらしい。 もとネタがちょっと気になる。 もう一つは・・・・恥ずかしいけど言ってしまおう。最後の謎が解けない。 ヒントを求めてよそのサイトを回ったが、ひとつだけ「15分もかかって しまった」というのを見つけただけに終わった。 ああー、ワタシは探偵にはなれない・・・・ え?探偵じゃなくても解ける?ああああそれをいわんといて。
表題作を含む6つの短編、ミステリとしては「黒白の反転」が一番 好き(怖い)が、一番怖いのは「恋人よ」、そしてストーリーとして 一番好きなのは「あの子はだあれ」(^-^) |
| 2001年11月15日(木) |
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