★鯨統一郎。 『隕石誘拐』

以前ちょっといま一つ乗り切れなかったので、もう一度、この人の
別の本にチャレンジの意味で借りた、「隕石誘拐」。
一体どんな意味なのか・・・読み進むうちに、前回のとまったく
作風というか受けるイメージが違うことに驚く。
テーマは宮沢賢治。
彼の多くの童話や物語をひもときながら、「ダイヤ」の行方を追う、
一種の歴史謎解き物にサスペンスが合体したような感じだ。
感想は・・・ううーむ。
宮沢賢治の童話はあまり数を読んでいないし、読み手のワタシ自身がその人と
なりや思想を理解するところまでいっていないので、ちょっと難しかったか。
リアリティという点では抵抗も少しあった。
でも・・・大人の童話なのかも?

登場人物の息子の名前が、虹野(コウヤ)。
ちょっと素敵な名前ではある。
2001年08月19日(日)
By ちゃいむ

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Edit by オレンジミルク。