★東野圭吾。 『毒笑小説』

最近、この人のお笑いに走っているかも(笑)
それにしても、笑えたのは「ホームアローンじいさん」。
内容は題名から推察できるとしても、それを上回って笑いがやってくる。
そして、にやっとさせる「手作りマダム」。
実体験に基づいているそうだが(解説より)、わかるんだよねえ。
誰もが感じていることだからこそ、笑いは生まれるのだ。
もちろん、この短編集「笑い」一辺倒だけではなく、「つぐない」などは
じーんと来たし、「エンジェル」は星新一を思わせた。

また巻末の京極夏彦さんとの対談も楽しかった。
・・・もう一度、「秘密」を読み返そうかな?
2001年08月08日(水)
By ちゃいむ

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