あとがき読むまで、作者が女性だと思ってた・・・ゴメンナサイ。 「児童向け推理小説作家」らしい・・・。 虹北商店街で起きる謎を解き明かしていく小学6年生の恭助くんと、相棒の響子 ちゃん。 いやあ、ほのぼのしますなあ・・・。 ちゃんと目線が小学生なのがいい。こういう設定だと、読んでいてちょっと 気恥ずかしさを感じるものだが、それを感じさせないストーリーの運び方の うまさと「商店街」にただよう昔懐かしい雰囲気、そこにうもれて学校に 行かない恭助の独特のキャラクターがいい。 自然で、それでいて子ども達への応援歌みたいな雰囲気が好きだ。 「干したおふとんのような笑顔」の、巻末の4コママンガも楽しい。 うーん、今の子ども達は、こんな人が書くミステリを読めるのか・・・ いいなー。 ワタシが子どもの頃なんて・・・(以下省略)
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2001年06月13日(水) |
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