★はやみねかおる。 『虹北恭助の冒険』

あとがき読むまで、作者が女性だと思ってた・・・ゴメンナサイ。
「児童向け推理小説作家」らしい・・・。
虹北商店街で起きる謎を解き明かしていく小学6年生の恭助くんと、相棒の響子
ちゃん。
いやあ、ほのぼのしますなあ・・・。
ちゃんと目線が小学生なのがいい。こういう設定だと、読んでいてちょっと
気恥ずかしさを感じるものだが、それを感じさせないストーリーの運び方の
うまさと「商店街」にただよう昔懐かしい雰囲気、そこにうもれて学校に
行かない恭助の独特のキャラクターがいい。
自然で、それでいて子ども達への応援歌みたいな雰囲気が好きだ。
「干したおふとんのような笑顔」の、巻末の4コママンガも楽しい。
うーん、今の子ども達は、こんな人が書くミステリを読めるのか・・・
いいなー。 ワタシが子どもの頃なんて・・・(以下省略)

2001年06月13日(水)
By ちゃいむ

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