子どもの時に読んだ、想い出の本である。 初版が1974年だから、もう25年も昔に書かれたこのシリーズは、第6巻 まである。 そのうち、借りてきたのは、たぶん自分が読んだ所までと思われる、3巻まで。 小さい頃、このおはなしを読んで、子供心に衝撃を受けたのは、モモちゃんの おとうさんとおかあさんが「さよならした」ということだった。 納得できなかった。 子供心には、そういう選択肢はなかったから。 哀しくて、もう読むのをやめた。 しかし、オトナになってしみじみ思うのは、その当時、こんな話題を児童書で さらっと書けた、このひとの力量はすごかったのだ。 きっとそういう思いをしている子ども達も、いたに違いないのだから。 残りの三巻で、きっとモモちゃんもその妹のアカネちゃんも大きくなる。 そして、両親の選択の意味について考える機会もあると思う。 はやく、続きが読みたい・・・・。
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2001年06月04日(月) |
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