詩的エッセイ、つづっています。...笑 満ちる

 

 

アメリカ人の仏教徒、ジョーと語る「宗教の寛容の精神」 - 2006年01月03日(火)

バンビーノです。

一年の計は元旦にあり、
新年の目覚めはいかがでしたか?

年末年始は親戚に会ったり
懐かしい仲間と再会したり。
普段とは違った人々とふれあいます。

そんな中、バンビーノはさっそくいいことありました!

10年ぶりに再び連絡をとりあうようになったアメリカ人、
ジョーとの対話がとても印象的でしたので
さっそく皆さんにご紹介しますね。

10年前私は、ロスで音楽を学んでいました。

当時の私はまだ10代。初めて親元を離れ、
アメリカでも熱心に仏教徒として信仰をしていました。

その頃、ともにバンドで演奏しながら
信仰活動をしたアメリカ人、ジョーと、
2005年の11月半ばからおよそ4年ぶりに
再び連絡がとりあえるようになりました!

彼は現在ソフトウェア会社の社長でサンディエゴに住んでいます。
おそらく今は50代半ばくらいだと思います。


私は3年半ほど前に、以前の信仰に加えて
新たな宗教哲学の勉強を始めました。

その事をジョーに告げると、
彼は私が勉強しているものについて
ほとんど何も聞いたこともありませんでした。


それから約1ヶ月がたち、年末に再び連絡をもらいました。
すると、
「君のことと君が新たに勉強しはじめたこと、
 もっと理解したいから少しばかり勉強したんだ」

そういう彼は、驚くほど多くの用語を挙げ、
私が新しく始めた宗教哲学について、
彼が学んだことを教えてくれました。

そして、

『自分にとって真実であることが真実である』

というのが気に入ったよ。


と、新たに知ることになった哲学の中に
彼が実に共感できる一節をみつけたことを
本当にうれしそうに伝えてくれました。


私は、彼のまっすぐな向学心に心から感動しました!


さらに彼は、熱心な仏教徒でありながら、
アメリカ・ソルトレイクシティに本拠地を持つ
あるキリスト系教会について、

「彼らの聖歌隊を知ってるかい?
 彼らの歌は、本当に涙が出るほど素敵だった。
 そして彼らは世界中で実に多くの社会奉仕活動をしているよ!
 例えば・・・」

と、流れ出す清水のような、
みずみずしい感想をもらしました。


Great(素晴らしいね)!


そう私が伝えるとジョーは、

「僕はそれこそ何事にも興味が沸いて来るんだ、
 できることならすべての宗教や哲学を
(そしてすべての偉大な音楽を!)学び尽くしたいくらいだ。


そう答えたのでした・・・・!



そこで私はジョーに、昔から思っていた
こんな疑問を投げかけてみたんです:


「私が昔勉強していたある書物の中には
 △△教はこうだ、○○教はこうだ、とか、
 他宗を否定することが書かれていたの。

 それを鵜呑みにすると、
 他の人に自分の正しさばかりを
 押し付けることになってしまう・・・。

 かつて私は実際そう振舞ってしまって
 決してうまくはいかなかったよ・・・!

 ジョー、どう思う?」



こんな投げかけに対して、
ジョーはどんなことを話してくれたと思いますか・・・?


読者の皆さんの想像した思い思いの
「話のつづき」をきかせてください!


-



 

 

 

 

目次
過去  未来

Mail Home