「静かな大地」を遠く離れて
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2002年01月24日(木) |
誕生日、ムックリ、英国紅茶 |
題:219話 函館から来た娘9 画:ベーゴマ 話:助けてもらったんだよ、と言って母はしばらく黙った
題:220話 函館から来た娘10 画:おはじき 話:おまえ、芸者に実はあるか、って酔った口調で聞いてきたのさ
『静かな大地』は、弥生母さんと志郎さんとの馴れ初め話が続いています。 三郎さんの話は由良さんの聞き書きルポなのですが、母さんの話は言わば ノロケ話でしかないわけで、どんな「場所」にも恋は生まれ、夫婦が出来て 子供が生まれる、と。結構なことであります。これを言祝ぎまして、今日の 日録のテーマは“幸福系”。まずはとてもチャーミングな“彼女”の慶事。
■ソレイユ、誕生日おめでとう♪ 川原亜矢子さんの愛犬ソレイユ嬢は、1997年1月24日生まれだそうです。 『Domani』誌付録のカレンダー「今日も心にソレイユを!」の最後のとこに ソレイユのプロフィール欄があって、そこに書いてあります(笑)
…次に、先日「世界が内包する音」で触れた、ムックリ=口琴のCDのこと。
■CD『Mon-o-lah モノラー=母なる大地 長根あき』の全国展開♪ (↓デジタルコンテンツ・プロデューサー田原ひろあき氏のBBSより転載)
CD「モノラー」いよいよ全国発売!@長根あき系 長根あきさんのCD「モノラー Mon-o-lah」@ブックスボックスが、 いよいよ今週末から日本全国のCDショップで販売開始となります。 オーダーのあった店をご紹介します。
北海道: 千歳・博信堂 山野楽器 札幌ロフト店 (試聴可能) コーチャンフォー 美しが丘店 (試聴可能) 玉光堂 各店
内地(!?): タワーレコード 渋谷 (試聴可能 2Fインディーズ30枚 5Fワー ルド5枚 見に行きたい・・・) タワーレコード 吉祥寺 タワーレコード 新宿 HMV 横浜 HMV 渋谷 HMV 池袋サンシャイン HMV 数寄屋橋 HMV 池袋 新星堂 博多 新星堂 吉祥寺 新星堂 ルミネ新宿 ヴァージン 新宿 ヴァージン 福岡 などなど。(関西は・・・。泣)
いや関西もあった: 国立民族学博物館ブックショップ ブックセラー アムズ(大阪市北区西天満2-8-1 大江ビル地下1階)
WEB: 日本口琴協会と札幌口琴会議の各ホームページ
全国有名レコード店であれば、どちらでも「メタカンパニー扱い ブックスボックス BWM−B101『モノラー』」でオーダーできます。
どうぞよろしく! http://www.booxbox.com/ (転載おわり)
ま、全国展開って言ったって、ネット上では最初から世界展開済みなのですが…。 このCD、“もの自体”としてフェティッシュに美しいのも気に入っています(^^) 江戸時代に江戸の街でムックリ(口琴?)が大流行した、って話を聞いたことが あるんですが、考証学的に詳細を知りたいものですねぇ。 『バラエティ お江戸でござる』とかで杉浦日向子さんが喋ってたら面白いのに。 あるいは「金曜時代劇」とかで「江戸市中でムックリが流行って大騒動」とか(笑)
江戸の風俗社会史といえば僕のラインではもはや高山宏御大が推すT・スクリーチ さんの世界でしか見れないわけで、家に厚い本を増やすのは嫌なのについ古書店で 見つけちゃった『大江戸視覚革命 十八世紀日本の西洋科学と民衆文化』(作品社) を買わずにいられなかった。未読だけどパラパラめくるだに面白そう。 高山御大が『奇想天外・英文学講義』(講談社選書メチエ)でエスキースをまとめた とおり、江戸とパラレルなロンドンこそ「視覚革命」の都だったわけですね。 もちろんさらなる震源地としてのネーデルランド=和蘭というのも在るわけですが。
“本丸としての大英帝国”を攻めるのは、「静かな大地を遠く離れて」の宿題では ありますが、英国社会史ネタに付きものの「茶の世界史」系の話もさることながら、 お茶そのものも大好きだったりするわけですね。まるで節操ないし(^^;
先日もたまたま通りかかった駅の構内でやってたカナダ物産展の出店みたいなので メイプル・ティーのティー・バッグを買ったのですが、これがなかなかの当たり。 キャラメル・ティーみたいな感じで甘い香りなのですが、当然フレーバーのみで 実際に甘いわけじゃない。メイプル好きの僕としては、思いがけない良い買い物。 もうちょっと沢山買っておけばよかった(;_:) …というくらいのお茶好き。 職場でもよく仏国製の「星の王子さま」マグカップでお茶を飲んでおります。
わざわざ飲みに行くような紅茶の美味しい店って、なかなかないので貴重な存在。 ここ↓は茶葉の販売専門店だけど、新宿にカフェも出店しているので先日出かけた。
■紅茶専門店カフェイエスハウス http://www.yeshouse.co.jp/
この中に新宿のカフェのHPもあります。ここに興味を持ったのは実は店主さんが http://www.mita.keio.ac.jp/~tatsumi/ ここ↑のOBだと知ったため。プロフィールを見ると、お若いときから紅茶にずっと こだわり続けて、それを仕事にしてしまったらしい、その経緯からして幸福系♪ もちろん、出てきた期間限定特製ブレンドらしきお茶もなかなか美味しかったので この人のオリジナル・ブレンドのお茶をいろいろ味わってみたい。楽しみが増えた♪
…というわけで今夜は「小さくとも確実な幸福」系をならべてみました。 さぁ、また『動物のお医者さん』を読んで眠ろう♪
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