P-diary
Piccolo,Play,Practice,Pleasure,Process,Pray,…Precious!

2002年05月12日(日) 朗読〜もっと!!〜

《内容》

午前中は、昨日の続きで「ういらう売りせりふ」
最後まで説明を受けた後、順番に回し読み。2巡した。

午後は事前に配られていた長田弘の詩4編から自分で一つ選んで読むというモノ。
私は「影法師」を選択。直されたところもあったが、ほめられたところもあったので、満足。

最後に、先生自ら4編の詩を、この詩のあつらえた音楽に合わせて朗読。
さすが・・・

『朗読とは』
読み手がどう思っているのか、聞き手に伝わらなくてはならない。「聞かせる」ということを忘れない。
間違えずに読むだけなら、機械ですむのだから。

『自分が感じたことを大切にする』
「、」があるから切る、なければ続けるという考えは捨てること。
自分が感じたとおりのリズム、意味、切り方で読めばいい。

『自分だけが分かっても仕方ない』
読み手が「感情」「情景」にひたってしまうと、聞き手に伝わりにくくなるので注意。

『言葉で伝える』
気持ちを届ける方法は「顔を向ける」だけではない。きちんと言葉で伝えようとすること。
顔を向けることで伝わったと慢心してしまわない。

※おまけ
時間オーバーということで、4編中3編をそれぞれの選択者が読んだところで、一度終了。先生の朗読を聞いて、解散となった。最後の「影法師」選択者は残って先生に聞いていただいてアドバイスを受けたのだが、そのあと、代表者が音楽に合わせて朗読させてもらうことに。
時間の都合で、各詩一人ずつしか出来なかったが、じゃんけんで勝った私もさせていただいた。
焦って早口になってしまい、音楽が余ってしまった・・・でも、ものすごく貴重な体験だった。

『声と音楽』
声と音を同時に乗せると互いに殺し合ってしまうこともある。
音楽に乗せる、反発する、上手くバランスをとる。

《感想》
楽しかった!前半は去年とほとんど同じで、それはそれで勉強になったが、やはり、実際に全員が朗読をした後半が充実していた。
去年よりも丁寧にいろんな注意をして下さったので、他の人の朗読を聞いている間も勉強になることが多かった。
そして、最後に音楽付きで読ませていただけたのは本当に楽しかった。
折角じゃんけんに勝ったのに満足のいく出来ではなかったのが何とも悔しい。
気持ちがいい、というところまで行けなかった。
ばっちり練習して、もう一回やりたいなあ。


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