P-diary
Piccolo,Play,Practice,Pleasure,Process,Pray,…Precious!
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2001年05月23日(水) |
「うたうための発声(2)」 |
『二つの腹式呼吸。』
今回もチャーミングなM鍋先生。 昼は、ヨガ教室に行っておられるとか。お幾つくらいなんだろう。
そんなことはさておき。 今回は授業前に「夏の思い出」の楽譜が配られた。 歌うんだ!ってワクワクしながら、授業が始まった。
今回は腹筋。 普通、舞台で腹式呼吸というと、横隔膜を上げる(お腹を引っ込める)=息を吐く、横隔膜を下げる(お腹を膨らませる)=息を吸う。 私は高校時代にちょっと頑張ったので自信あり。 だったが、今日はもう一つ。 逆のパターンで、息を吸うときに横隔膜を上げる。ちょうど、驚いて「うわっ」って言って息をのむ感じ。 で、、吐くときには横隔膜を下ろす。 お腹に力が入る(固くなる)ので、喉や口の緊張がゆるむらしい。
40人ほどの生徒、一人一人先生に呼ばれて前に寝ころび、先生の合図に従って、ノーマルバージョンを逆バージョンを練習。 これが意外とムズカシク、「いっせいのーで」と合図をもらうのだが、これになかなか合わない。 私は、自信のあるノーマル型にも関わらず、息を吐いて声を出すのが出来ず、やり直し。 他の人も、問題無しはごくごく数人。 肩に力が入ったり、お腹が思うように動かなかったり。 普段意識したことのない事だからみんな四苦八苦。 申し訳ないなあと思いつつ、人ごとじゃないと思いつつ、あまりの必死さに思わず笑いがこぼれる。 結局、今日はこれだけで終わってしまった… 歌はまた今度。 最後に一番だけ歌って終わり。
今日は、人の練習を見ることが多かった(私は出席番号3番…)、ので正直くたびれたが、でも面白かった。 なにより、みんな一生懸命で、すごいなあと思った。 (まるで人ごとのようだが…) 私などは、恥ずかしがりで、人前での失敗を何より畏れる人間なので、今日のような授業は緊張する。 上手くいかなかったらどうしよう。 失敗して、教えてもらって、出来るようになるのが、授業の目的なのに。 矛盾してるのは重々承知しているのだが。 だから、みんなの前で、上手くいかなくても、一生懸命がんばる人の姿は羨ましい。 私も頑張らなくては。
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