ヨシナシゴト

2002年02月08日(金) 中間報告

 Kanon、ようやく三人だけクリアしたので中間報告です。

 まず初プレイ。何かが起こりそうな選択肢を選んでいったら剣を振り回す人になりました。
 感想。

「は?」

 いやまぁ、言いたい事も理解できますしやりたい事もわからないでも無いのですがミステリで犯人が実は超能力者でしたみたいなこの感覚はなんなのでしょう。
 正直、失望しました。

 気を取り直して二度目。なんとなくプレイしていたら主人公のいとこさんになりました。
 感想。

「へぇ……」

 無難です。まだクリアしていないのですが鯛焼き娘との関わり方が絶妙なのではないかと推測。違っていたらすいません。正しいこういうゲームのシナリオではないかと思いました。少なくともAirよりは良かったです。舞台が現実+1にとどまっただめに破綻もありませんでしたしね。

 続いて三度目。学校の友人らに薦められた病気の子。
 感想。

「おお……ってなんだそりゃ」

 とても良かったんです。破綻も無く、例によって現実+1でまとまり、話の展開もありきたりではなく。むしろ、ありきたりを上手く使いこなしているシナリオと言えるでしょう。ただし、最後の最後を除いては。
 もっとも、ようやく読めてきたこのゲームの主題を考えると、絶対に不幸な結末は無いのでしょうけれど。にしても、ねぇ。ありゃないよ。死ねよ(問題発言)。あれじゃ、感動しそうになった私が馬鹿みたいじゃないですか。


 あと、この三つのシナリオから考えてみるに、やはりオマケ的シナリオとメインに絡むシナリオとの差があるように思えました。最初にプレイしたシナリオなんてほとんどメインストーリーに関係ないみたいですし。Airと言い、このメーカーの癖なんでしょうかね?

 それから、主題歌のバックグラウンドの絵のはさみ方が上手いとAirの感想に書きましたが、間違ってました。Kanonと手法全く同じなんですね。違うゲームなんだからちょっとは考えて欲しいところです。感心して損しました。

 今のところの総合評価は「Kanon、Airよりマシ」というところでしょうか。キャラによってシナリオの出来がだいぶ違うみたいなので、落差の上限だけ見るならば良質と言えるのではないでしょうか。

 しかし、私の、物語を織り成すパーツの組み合わせ方から物語を読む癖は直した方が良いのかもしれません。捻くれ者で申し訳ございません。


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