世の中は三連休である。私もいちお三連休。 でも直前までどうなるかわからなかったのでまるで きっちりした予定を入れられなかった。何しろ 木曜になって「土曜出てもらえる?」と言われて 「はぁ…」と答えたところ、昨日になって 「やっぱり大丈夫になったから」と言われる始末。 しかし昨日は昨日で上司の尻拭いで一日終わって しまったので、来なくていいと言われても行きたい くらい忙しくはあったのだが。 でも休めるなら休むに越したことはない。 今日は母と(こんな微妙な状態では家族とくらいしか 予定を組めなかった)地元のシネマ倶楽部主宰の映画を 見に行ってきた。「博士の愛した数式」というやつ。
泣いた。感動しっぱなしでした。
もう世界が温かくて優しくて号泣しっぱなし。 話は、記憶障害で80分経つとそれ以前の記憶を忘れて しまう数学博士と、家政婦とその息子のお話。 80分しか記憶が持たないということは、80分テープで 繰り返しダビングしているようなもの。記憶障害に なる以前の記憶はあるのに、それ以後はずっと80分を 忘れて覚えて、の繰り返し。だから博士は服に忘れては いけないメモを安全ピンで貼り付けておく。 彼は数字が大好きで、数字と脳内で語り合ってばかりいる。 他人とコミュニケーション取る時は数字を持ち出す。 会っていきなり問うのだ。
「君の…靴のサイズはいくつかね?」
記憶が80分しか持たないので、それが毎日続く。 家政婦もしだいにそんな博士と数字に惹かれていく。 やがて子供好きの博士は、家政婦に10歳の息子が居る ことを聞き、心配して学校帰りにこちらへ寄らせる ようにさせる。その子供がまた博士に懐いて、 「ルート」という名前で呼ばれる。
とにかく世界が優しいのですよ。たまりません。 博士の兄の嫁、つまり義姉と恋愛関係に陥るも、 彼女の事も当然80分経つと忘れてしまうため、 どうして彼女が老いていくのか解らない。 道ならぬ恋だったことも相俟って、彼女は 苦しい思いをひた隠す。サイドストーリー的 悲恋モノにも弱いのでさらに倍率ドン★の号泣モノ。 ラストにエンドロールを見たらロケ地が上田でまた号泣。
今日はよく泣きました。泣きすぎて途中でコンタクトが ズレて違った意味でも泣きっぱなしだったくらい。 いや〜いい映画観た。 特に最近、仕事関係で殺気立ってばかりなので、 こういう優しい世界を見習いたいと思った。
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