明日から旅行に行くので、今日中に読みきって しまわなければならない本を急いで読んだ。 ダ・ヴィンチ・コードの前作「天使と悪魔」だ。 もちろん同じ作者の、同じ主人公の話。 が、同じなのは主人公だけかも。
読み始めて吹き出した。だって 物語の始まりがダ・ヴィンチ・コードと一緒なんだもん。 主人公の大学教授は突然の電話で起こされて、変な 全裸オヤジの死体の謎を解明して欲しいと迫られる。 行ってみれば死んだ男に関係あるヒロインと 一緒に冒険活劇に巻き込まれる。今回の敵は 中東で一世風靡したアサシンで、何度も命の危険に さらされながらキリスト教の謎にも迫っていく。
おいおいおい、読んだことある展開だよ!?(笑)
しかしそんなチンケな問題はものともしないくらい、 内容は充実していて楽しかった。今回は近未来型 時限爆弾のタイムリミットが24時間で、爆破される 前に発見しなきゃならない上に、教皇選挙の間に 枢機卿が次々殺されていくミステリーも混じって かなり忙しいパターン。でも手に汗握るというより 先が予想出来なくて興味深く読み進められた。 教皇選挙なんてちょうど去年やってたからちょっと 思い出しながら読めたし、マスコミ関係の描写も 人間心理もウマイウマイ。 たとえ展開が似たり寄ったりでも膨大な知識量と 物語の匠さには舌を巻くばかりで満足の内容だった。
なまじその前に苦手なタイプの推理小説を読んでいた ので、読後感が増倍で爽快さわやかだった。
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