通算3回目の長岡の花火大会行きである。もはや行き過ぎ。 でも今回は行ったことがないという父も連れて行くし、花火が好きだという 友達も連れて行くのでむしろ目新しいカンジだ。午前中仕事をこなして 午後から新幹線に乗って長岡へ。そういや長野・東北・上越新幹線は大宮や 高崎からしか乗らないので、東京の乗り口から乗るのは始めてだ。 東京から乗って次の駅・上野で本日の連れと合流。先日いっしょに上海へ 行った高校時代の同級生なのだが、彼女は花火が大好きで、去年は神宮花火 大会のチケットを買って見に行ったという話を聞いて勝手に義憤にかられた。 「本物の花火好きなら神宮なんかで満足してちゃダメ!」 …折りよくチケットが一枚余っていたので、彼女に話してみると二つ返事で 承諾してくれた。これでうちの両親と、私と友人、という変な4人組が出来 上がったことになる。新幹線内では遅い昼食を食べる私と世間話をしながら 長岡へ。途中の高崎で両親が合流していざ長岡へ。 個人で行く長岡の花火大会も今回で2度目なのでだいたい勝手が解っている。 関東から行く場合、JR東のセットプランが一番安くてお得なのが解って いるので、パンフが出た5月にJR専用窓口へ行って事前予約を入れておいた。 他の旅行会社では事前予約といえども一番近い長岡のホテルの予約が取れない からだ。こうして5月から行く気満々で用意をしておいたら、うっかり先週 休日出勤しなくていいハメになってしまい、急遽有給をもぎとってやって 来た。この場合、5月から完璧な計画を立てていたのに変更した上司が悪い。 そんなこんなで5時前に長岡到着。駅に直結しているホテルに荷物を置いて 身軽になって連れと花火会場へ向かった。途中のデパートで食事を購入。 新潟は枝豆がウマイと聞いたので枝豆を2袋と揚げ物と水分を買って会場へ。 さて会場へ着いたら当然ながら既に大混雑になっていた。今回のJRプラン には桟敷席がセットになっているのだが、前回そこで見たらあまりよく 見えなかったので今回は独自に席を確保するつもりでレジャーシートを持参 した。ミスドでシートの景品もらうために嫌になるほどドーナツ食べたのだ。 長岡の花火は主に二つの橋の間で打ち上げされる。セットの桟敷はこの橋の 外に設置されているので、今回は頑張って橋の内側に席を取った。取ったと いうかムリヤリ隙間にもぐりこんだ。二人分だからなんとでもなる、と タカをくくって傾斜の厳しい土手に文字通りもぐりこんだのだ。姿勢がキツイ。 そして待つこと1時間半。いよいよ花火大会が始まった。プログラムを見て ビックリ。関東でよく開催される花火大会は、プログラムが45あるとして スターマインはせいぜいラストの5つだ。だが長岡は違う。最初から最後まで 一環してスターマインなのだ。スターマインと名前が付いてなくても早打ち 100発とか、スターマインに勝るとも劣らない豪華な花火ばかり。もちろん 名前だってただの「スターマイン」じゃない。その前に「超大型」とか 「超ウルトラ」とか名前に恥じない立派なスターマインには立派な名前が 付く。そしてここ長岡の花火にはよく「ベスビアス型」と名前が付く。 いいネーミングセンスだと思う。火山に勝るとも劣らない大迫力だからだ。 さて今年の長岡の花火だが、もう申し分ない素晴らしい花火群だった。 「ナイアガラ」と呼ばれる橋に仕掛けた仕掛け花火も650メートルという 大規模なものでものすごい大迫力だったし「ベスビアス型」も口を開けて アホヅラで呆然と見上げてしまうくらい素晴らしかった。あまりにも大きな 花火なので打ち上げる面積が大きくないと実施できないため、日本でも 数箇所でしか打ち上げられない「3尺玉」も大迫力。650メートルっすよ? 実際見てみたらとんでもない迫力です。さて今年は長岡市の市制100周年 らしくて、毎年1発ずつ増やしている花火も今年めでたく100発らしい。 その100連発花火もタダの花火じゃなく、尺玉100発だからすさまじい。 最初は1発ずつ上げてて数えられたのだが、そのうち同時に何発も上がって きたので数えきれなくてなってお客から笑い声が漏れていた。それくらい 大迫力なのだ。そして何と言ってもラストの「フェニックス」という花火が 素晴らしかった。一昨年災害に遭った長岡で、災害復興を祈願して募金で 賄ったというのがこの「フェニックス」で私はまだ見たことがない。 これがもう素晴らしいの一言に尽きた。 普通のスターマインでさえ大迫力なのに、フェニックスは同時に10箇所から 打ち上げる。打ち上げ場所は全長1.6キロだそうだ。そこに、募金で集まった 1800万円で集中豪華の(笑)1200発を打ち上げる。視界に収まりきらない 大迫力のひと時で、感動のあまり本気で涙が出た。 あまりの凄さにしばらく拍手が鳴り止まなかったくらいだ。長岡行ったこと ない皆様もフェニックスだけは一見の価値ありですよ! で、帰り道は花火の素晴らしさについて延々語りながら連れと帰ってきた。 途中で母から、父とはぐれたとか電話が来たが無視して帰ってきてしまった。 父はすぐ一人でふらっと居なくなってホテルの名前も覚えているか危険な ほどボケているが、地理感覚だけはすさまじいのできっと自力で帰って くるだろう。ほっとけほっとけ。 案の定、帰ってきたら父は先に帰ってきていた。アホらし。
|