朝、通勤途中の電車の中で一心不乱に「真田太平記」を 読んでいる私の耳に、前に立った女子高生の会話が 飛び込んできた。どうやらテストの前らしく、 日本史の話をしている。ちょうど「真田太平記」の おかげで戦国時代に詳しくなりつつあった私は、 彼女達の会話に反応してしまったのだ。 それにしても、彼女達の話には意表を突かれた。
「私、徳川秀康と家光って区別つかないよ」
…おいおい、そんな初歩的なところでつまずいてて ホントに君たち高校生か?中学生だって知ってるぞ。 つぅか、まさか入試じゃないだろうな。 さらにその子の連れが返した返答は、もっと凄かった。
「顔が違うじゃん」
おいおいおい!!!!! テストに顔が出題されるのかよ!?
|