日常喜劇

2005年08月16日(火) 修善寺いとをかし・1


昨日いきなり予約を入れて、やってきました伊豆は修善寺。
前々から友達と今日行こうという話にはなっていたのだが、私が明日からと
勘違いしていて何も決めていなかったので急遽昨日決めた。しかも行き先も
はっきりしていなくて、さんざん電話口で悩んだ末彼女が行きたがっていた
修善寺に決定。私は、伊豆なのに海が見えないのは許せないと常に修善寺を
敬遠していたのだが、今年は出張がてら伊豆の海も見ているのでまぁいいかと
諦め半分修善寺に決めた。時間もないしね!しかもあまり遠方は特急電車の
予約も取らなきゃで面倒なので、宿の予約だけ入れれば後はどうとでも
行ける距離、しかも今回は車は使わずに電車…出来れば東京出発がいいと
なればおのずと選択肢は限られて来る。ってことで快速で伊豆へ向かった。
朝、いきなり休日時刻と勘違いしていた私は待ち合わせを東京駅に変更して
もらって湘南新宿ラインと中央線を駆使して東京駅へ急いだ。先にホームに
並んでてもらって、ギリギリ5分前に私も飛び込む。東海道線の快速は
向かい合わせ席なので、海側を陣取って私はさっき買った朝ごはんを開始。
ホント勘違いしててスミマセンでした(汗)道中は近況報告なんかして
のんびり過ぎた。元々付き合いが長いので、無理に会話をしなきゃとか
気遣いがあまり要らなくて心地よい。隣に座った高校生達がスラムダンクを
回し読みしているのを見て、頭の中は大黒磨○がエンドレス状態に。懐かしー
なー、私もハマったのは高校時代だよ。今のジャンプだとてにぷりがスラダンの
位置になるんだろうけど、スラダンの方が全然現実味あって面白い!つか
今スラダンが流行ってたらミュージカルとかやっちゃうんだろうか…(汗)
なんてつらつら考えているうちに熱海に到着。ここから更に西へ向かう
東海道線に乗り換えて2駅の三島へ。修善寺に行くためには更に私鉄に
乗り換えなきゃなんだけど、時間があったので三島を散策することにした。
ここは湧き水が有名で、駅前の観光案内所の前にある池さえ綺麗な湧き水が
出ていて感動した。スゴイ!観光案内所で「みしまっぷ」をもらう。なんか
町おこし頑張ってマス!ってカンジがひしひしと…(笑)町は折りしも今
お祭をしているというので、そのお祭会場へ向かった。途中で川沿いの道を
歩く。水がすんごい透明でとても綺麗!カモがいっぱいで可愛い!三島ってば
自然が綺麗でなんていい所なんだv水路の向こうにある人家が、一家に
一本専用の橋がかかっているのがなんとも風情がある。水路にもカモが居て、
コガモなんかもちょこちょこ泳いでて、上にはちょうちんが連なっている。
地元熊谷のような雰囲気だが、こちらはなんとなく上品な情緒があっていい。
そうこうぼんやり歩いていると三嶋大社に着いた。大社と名が付くだけあって
大きな神社で、お祭をやっているので屋台が沢山だった。祭用に作った
お化け屋敷まである!私お祭でお化け屋敷出してるの初めて見た!(感動)
お参りして、境内を一通り見て回った。敷地内に神鹿まで居るなんてホント
立派な大社だなぁ…。合気道の演舞をしている隣で、ガールスカウトの子供
達が古いB'zのナンバーでバトンを振り回している異様な現場を観覧し、
ちょうどお腹がすいたので大社前にあった蕎麦屋に入った。おそばを食べて
一休みし、大社に戻ってからカキ氷を食べた。名物のあんこのついた草餅が
乗ってる抹茶カキ氷。…甘すぎ(汗)そういや伊勢神宮のそばにも赤ふくの
乗ったカキ氷があったが、一緒に食べない方が美味しいよ君達。
さてお腹が膨れた後は大社を後にし、屋台を眺めながら源兵衛川へ。この
川は浅瀬で中を歩けるというのだ。水が綺麗なこの三島ならではの散策
スポットだろう。源兵衛川へ行くと、子供達が大勢遊んでいた。足首までの
浅瀬なら着替えなくても充分遊べるし、水も綺麗で冷たいから夏場は格好の
遊び場だろう。私と連れも靴のまま水に入って楽しんだ。冷たくて気持ちいいv
その後、3時から三嶋大社で頼朝の出陣式の催しがあるというのでそれを
見に戻るという私に、彼女は疲れたので先ほどの公園に居ると言ってしばし
別れた。こういう時、無理に相手に合わせようとしないで好きに行動出来る
気楽さが有難い。
さて三嶋大社に戻った私は、出陣式を覗いたが大混雑過ぎてすぐに諦めた。
代わりに敷地内でやっている祭り囃子の音に引かれて見に行くと、そこには
地元民らしいおじちゃんとおばちゃんの大人数の行列が。笛や鉦を持って
囃子を奏でつつぐるぐる回る中年達。特におじちゃん達は、ハッピの裾から
覗くナマ太ももと、ハーフブーツみたいなふくらはぎの中間まである微妙な
長さの足袋から覗くナマ脚(つまり太ももから膝下までがあらわに)が露に
なってて妙な感慨を覚えた。太いも毛深いも一緒くたのおじちゃん達のナマ
脚がいっぱい…なかなか見られる光景じゃない。ある意味オナカいっぱいに
なって連れの所に帰り、帰りがてらに楽寿園という庭園に入った。中央に
ある池が見ものらしいのだが、残念ながら今は水が枯れていて地肌丸見え。
ここの池も湧き水らしくて、綺麗な水がいっぱいになってる所が見られない
のは残念だった。
さてそろそろ歩きつかれたので、駅に戻って私鉄に乗り、修善寺に向かう
ことにした。修善寺は三島から更に30分かかる。途中下車した三島で思わぬ
感動があったので、二人して満足のまま電車の中で居眠りモードへ。だって
人少ないし田舎のローカル線だし(でもうちの近所より本数が多い…)
修善寺駅に降り、バスに乗って修善寺温泉へ。終点のバス停で降りると、
周囲に案内板が全くないので諦めて旅館に電話を入れた。そうでなくとも
5時過ぎるようなら電話下さいと言われていて、この時点で5時5分前
だったからだ。道案内を聞き、歩き出した。途中で橋があったのでそちらに
渡りかけ、戻ってきてまた少し歩くと道の端に仲居さんが二人立っていた。
「牛良さんですか?」と聞かれて驚く。なんと旅館の前で待っていたのだ。
そこから荷物を持ってくれて旅館に案内される。ここは建物が文化財の指定を
受けている老舗中の老舗で、私達はちょっと贅沢をするつもりでこの旅館を
選んだ。一泊2万以上する宿なんて初めてだ。フロントで宿帳を書かずに
小部屋へ通され、お抹茶と菓子を頂く。その後キーをもらい、仲居さんに
案内してもらってお部屋へ向かった。広くて川が近くて川の流れがよく
聞こえて小綺麗ないい部屋だ。テーブルと椅子が川沿いに向かった窓にあって
眺めがいい。またお茶を出してもらった後、連れと外の夜天風呂へ行った。
ちょうど人が居なくて貸し切り状態で伸び伸び入る。蝉がうるさいくらい
鳴いてて、夏の温泉というのもまたいいものだ。
のんびり入って風呂から出てくると、お部屋では夕食の準備が出来ていた。
夕食がまた、濃過ぎない上品な味付けで量も多すぎず形の造りも丁寧で
素晴らしかった。良い料理を食べるのも大切なんだぁとまたしみじみ感じる。
そういや昼間、地震があったらしい。私が川でシャッターチャンスを伺って
た時に感じた揺れはやっぱり地震だったらしい。…ちょっと無理な体勢して
た腕のケイレンではなかったのね(ほっ)
お腹が膨れた後、寝こけてしまった私を置いて連れは館内散策に出かけた。
私が目を覚ました時にはもう戻ってきていて、腹ごなしに卓球をやりに行く
ことにした。こんな上品な旅館では卓球なんて誰もやろうとしないのか
無人で、連れとけっこう白熱したラリーが続いた。たまにやると楽しい。
いい汗かいた後は先ほどの野天風呂へ。夜はまた違った風情があっていい
ものだ。風呂から帰って来ると12時を回っていて、さすがにこの時間なら
空いているかと家族風呂へ行った。家族風呂は予約なしの先着順で、昼間
行ったら先客が居て入れなかったのだ。大きい方の家族風呂に入る。なんか
温泉の質らしくてお肌がきゅっきゅしてる〜v
…なーんて満足して帰って来た。旅館は真夜中でもそこら中の窓が全開で
庭が照らされていて綺麗。いいなぁ…この宿、密受で使いたい。


 < 過去  INDEX  未来 >


牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加