日常喜劇

2005年05月09日(月) 理不尽慣れ


仕事中、派遣でやってきている子が上司にしこたま
怒られた。彼女は仕事を引き継いだ時に説明を受けて
いなかったことを指摘され、それは聞いていないので
私は言われた通りにやっていると謝らなかったのが
上司のカンに触ったらしい。…謝っとけばいいのに、
と思ったが、彼女には彼女なりの仕事に対する自負とか
スタンスがあって、上司がまたケチくさい注意の仕方を
したので彼女は怒って午後から帰ってしまった。帰り際、
私に「あんなに侮辱されたのは初めてだ」と言っていた。
…そうかなぁ?と脇でちょろっと聞いていた私は
思ったが、彼女がそう思ったのなら仕方ない。
その後、お昼にたまたまエレベータで会った他の社員と
外に食べに行った時のこと。さっきの彼女の一件の
話になり、上司も大人気ないが彼女の対応もどうよ
という話になった。私には上司の指摘は半分くらいは
妥当と思えたし、自分が言われてもさほど腹は立たないと
思った。さらに彼女はこの会社には合ってないよねという
話になった。だっておカタイ団体なのに、どうも彼女は
電話がギャル口調で露出が高いというか…(汗)
で、案外すんなり結論が出た。

彼女は体育会系の部活出身者じゃないからアホな上司の
理不尽な物言いに我慢が出来ない=合わないのだ

おカタイ上にお上品な団体なので、文科系出身者が多いと
思う。私は6年間運動部をしてきた割には文科系人間だと
思っていたのだが、この会社の中ではアクティブな部類に
入れられてしまって違和感を覚えていた。だってホント
皆お上品で…!(><)
いやそれはちょっとおいといて。
体育会系の部活出身者というのは、ある程度理不尽な
対応に慣れている。中高の厳しい部活の上下関係で、
理不尽な対応への免疫がついているからだ。
文化部出身者にはちょっと解らないかもしれないが、
バレーでコーチに顔面にボールを投げつけられても
それが練習だと思ってしまうような根性がついてしまう。
ちょっと集合が遅れて「外走って来い」と言われれば
言われた通り走りに行ってしまうのが当たり前。
だからあまり腹が立たないのだと思うのだ。
だが彼女は見るからに帰宅部系。そんな根性を養う
土壌があったとは思えない。お昼をいっしょに食べた
方はやっぱり運動部出身で、互いに納得してしまった。
どうもこの会社は上司とソリが合わなくて辞める人が
多いが、会社の性質に合わせて文科系のおっとりした
人が入ってくるから合わないで辞めてしまうようだ。
バリバリの体育会系が入ってくれば、多少の理不尽な
物言いにも嫌気差さずに辞めなくて済むのに、と
ふと退職者の多い理由まで解ってしまった。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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