9時就寝、5時半起床という病院か寺院並みに健康的な朝を迎えた私たちは 朝風呂に入りに行った。昨日あんまりにも素晴らしい温泉に入ったので、 ゆうべはホテルの沸かし湯には入らないで寝てしまったからだ。でも今日は いい加減女としてあちこちセットせねば。寝ぼけ眼で風呂場に行ったら、 5時半だというのにけっこうおばちゃんがたむろしていた。狭い脱衣場だ。 そこで脱いで風呂場に入ると…なぜか洗い場に畳が敷いてある!? 一瞬まだ脱衣場かと勘違いしかけたが、どう見ても洗い場に畳。なぜ畳!? 冷える体を簡単に洗って湯船にイン。駄目だ、洗い場の畳がどうしても気に かかる…。でもまぁそんな短時間で謎が解けるはずもなく、おばちゃん達は 誰一人疑問に思ってないようだったので考えるのは止めた。元々このホテル おかしいからしょうがないか。風呂から出てきて朝ごはんを食べに行った。 朝はバイキング、昨日からコーヒーが飲みたくて期待していたのだが、ここの バイキングは私史上もっともちゃちいバイキングだった。だって飲み物が お茶と牛乳だけだなんて…!ジュースやドリップコーヒーは期待しないから インスタントでもいいからコーヒーをくれ(><)もちろんパンもない。 白米オンリーでおかずが数種類。バイキングなのになんて寂しい内容なんだ。 場所も、知らない人と相席するよりはと窓に向けて設置されていた3人席に 座った。窓の外を眺めながら食べる。…なんて何もない景色なんだ。 うちの近所といっしょ。海が山に隠れて全く見えないから山奥と同じ景色、 しかも田舎だから人の通りもなくて寂しい限り。「スズメ大きくない!?」 「ホントだ、スズメ大きい!」とか、なんで旅先でスズメ見ながら朝食 食べにゃあかんのや。まぁいいや、昨日のカリントウ以来ここには失望 しっぱなしだ。さてとりあえず腹がふくれた後は部屋に戻って身支度を… と思いきやもう一度布団に入る私。だってまだ30分以上時間あるし〜。と うとうとしていたら連れに起こされた。あと15分か、余裕余裕♪と身支度を 始めたら「下のバスに皆が乗ってるよ!?」と5分前に急かされる。なぜ!? 8時半集合と言ったら8時半に玄関行けばいいってことじゃないの!? 焦って最後にバスに乗ったら、案の定一番最後だった。すみませんねぇ、 いちお遅れてはいないので許して下さい(汗)最後だけはあいそよく手を 振る従業員を無視してバスは一路、浄土ヶ浜へ。これからそこでクルージング 予定なのだ。バスで海岸へ降り、極楽浄土のように美しいと言われる景観を 見ながら時間までウミネコとたわむれた。お土産物店でエビセンを買って 持っていたら、袋で判別出来るらしくウミネコが集まってきたので、しょうが ないと空けてばらまいたらすごいことになった。襲われる〜(>□<) スキンシップ過剰な鳥にまみれた後は、少し歩いて船着場まで。その頃には 幾人かのグループもエビセンの袋を持っていた。皆鳥が好きらしい。 遊覧船に乗ると案の定、鳥の集団が近づいてきた。人間が無害なのを知ってる らしく、どんどん接近してくる。浄土ヶ浜のどこかの島でサバイバル生活 することになったら、岩のりとウミネコ捕まえて食べてれば生きてけそうだ。 船旅は40分ほどだった。最初は船といっしょに滑空するウミネコが綺麗で 写真撮ったり眺めたりしていたのだが、いい加減寒くなったので暖かい 船室でのんびり説明テープを聴きながら海を鑑賞。クルージングって最初 楽しいけどすぐこんなカンジになるのよね。 船から下りると、少し時間が余ったので土産物屋でカリントウ探しをした。 ない、やっぱりない(泣)代わりに家に「かもめの卵・春ヴァージョン」 イチゴ味を買った。オリジナル紙袋に入れてくれて可愛かったのでつい 購入してしまった。四季に合わせて味を変えるなんて、土産物にしては オシャレだわ。浄土ヶ浜を後にし、お土産物専門店へ。ここでもこりずに カリントウを探したが、違う種類のカリントウしかなかった。しかし次は どこで出会えるか解らないのでしぶしぶ買う。味が違うけど、これはこれで 不味くない。岩手、南部せんべいばかりじゃなくカリントウ売り出そうよ、 こんなにおいしいのにもったいない! さて次は一時間ほどバスに揺られて北山崎という岬にやってきた。さぁ来た この崖好きをうならせる素敵な崖はどこ!? 喜び勇んで崖に向かう手前に 食事所があったので、そこで三陸ラーメンを食べ、地元牧場オリジナルの ヨーグルトを食べた。ウマイ!余計な味のついてなくて、牛乳のうまみが 生かされて食べやすい!地元のみで販売されてるらしいが、こんなおいしい 物を市場に出さないなんてもったいないなぁ。さて腹が満たされたので岬へ。 残念ながら曇ってて折角の太平洋が色あせて見えたが、見事な切立ち具合で 下まで降りる時間がなかったのが残念だった。下降りて崖のギリギリまで 身を乗り出したかったのに! 店に戻って「ぶすのこぶ」という甘い地元土産を買った。ネーミングセンスの 勝利だろう(笑)そこで、さっきの牧場シリーズの牛乳と、地元オリジナル 缶コーヒーを見つけて後で飲もうといっしょに購入。バスに戻る前に他の 店もひやかしてみるかと人の入ってない店に入ったら、なんと探し求めて いたカリントウを発見!ああああこんな所に居たのね!? 思わず抱きしめる勢いで連れと10袋以上買い溜めた。嬉しい!半分諦めてた から嬉しさ倍増だわ!(><)意気揚々とバスに乗り込み、次は鍾乳洞へ。 龍泉洞という鍾乳洞は、水の透明度が高いことで有名で、さらにその水が 栄養豊富でおいしいことでも有名。ペットボトルで水をお持ち帰りする人が 多いらしい。連れがそんなことしてるのを尻目に、鍾乳洞の中に入った。 すごい!ホントに水が透明で綺麗!水深10メートルなのに底が見えるって スゴくない!? 暗い中を細い階段を登ったり降りたりしながら狭い鍾乳洞 探検をし、外に出てきた。普通の人も入れる割にはなかなかスリリングな 内容だった。暗くて細くて鍾乳石が邪魔して滑る螺旋階段て…(汗) 外に出たら雨が降っていた。実はもう一つ鍾乳洞があって、ガイドの話では 所要時間30分くらいかかるという。その時点で残り時間は25分、間に合うか ドキドキで中に入ったら、そこは鍾乳洞と博物館を融合させたような斬新な デザインになっててなかなか面白かった。鍾乳洞の中の原始人の暮らしとか トラップのようにマネキンが置かれててドキドキだ(笑)団体行動なので 遅刻する訳にはいかないと急いで移動したら、なんとそっちの鍾乳洞は 5分足らずで出て来てしまった。どこが30分やねん! 当然時間が余ったので土産物屋を物色、龍泉洞はウサギコウモリという耳の 大きなコウモリが売りらしく、それの可愛いストラップを売っていたので 思わず購入してしまった。久々に自分へ下らない土産買ったな(笑) バスに乗り込んだら後はひたすら盛岡駅まで走るだけだった。昨日あんなに 寝たのにバスの中でも眠りこけ、ふと起きると吹雪の山が間近に。その間 ガイドのおばちゃんはひたすら喋り続けていた。よくあんなに喋るネタが あるもんだ。一度ゲレンデみたいな雪の高原でトイレ休憩を挟んで、約 3時間かけて盛岡駅へ到着した。そこで最後の土産物合戦と夕飯の弁当を 買い込み、新幹線に乗った。帰りの新幹線では、さっき買った龍泉洞の水を 使った地元オリジナル缶コーヒーを飲んだらあまりのウマさに絶句、なんて クセがなくて飲みやすい、素直な味なんだ!しまった買い溜めしてくれば 良かったと後悔しても遅い。昨日から飲みたいと思ってたコーヒーをこんな 形でおいしく頂けて満足し、駅弁もおいしいし、駅で買ったチーズケーキも おいしく食べたし「ぶすのこぶ」もおいしかったし、食事に関しては素敵な 旅になった。何よりカリントウイチオシ!(笑) …後はなぁ、この旅行会社が問題だよなぁ。アンケートには思い切り 言いたい放題書ききったので、恥ずかしくてもう使えまい(汗)
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