今朝の電車はなぜかウォークマン集団に囲まれた。 まず右隣のお姉さんは無難な洋楽。斜め前のお兄さんは 無難なJ-POP。右隣から一人空けて更に向こうと向こうは 今流行りのケータイから曲を聴いている。皆中途半端に 音漏れしていて、一人なら耳障りだっただろうけどこう 大人数では皆混ざって電車のノイズと大差ないので特に 不快にもならなかった。それより一番気にかかったのは 左隣のおじさん。黒のレザージャケットのどこにでも 居そうなふつーのおじさんなのに、聞いているのは バリクラシックの白鳥の湖なのだ。 なぜ!? 先日男だらけのクラシックバレエを鑑賞に行った 身としては、おじさんも疑いの目で見てしまう。女性の踊る 白鳥の繊細さや優美さとは無縁な、ひたすら逞しく男らしい 「白鳥の湖」は、それはそれで見ごたえあった。男が見て 惚れ惚れしたって構わない。何よりそのバレエの中では、 オデットももちろん男だったけど一人二役のオディールは 黒のレザージャケットだったのだ。つまり今のおっちゃんの 上着は、あの黒鳥とおそろい状態。
おっちゃん、レイク・スワンファン…!?
確信したけど、もちろん聞き返せはしなかった。 後でバレエ関係者かとも思い直したけど、どう見ても顔も 体もふつーの中年だったので、やっぱり隠れファンだろう (意外なトコで私にバレてしまったけど)
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