何を隠そううちのダメ父は元自衛隊予備自衛官で、年に何回かは 泊り込みで訓練に行っていた。定年でもう辞めてしまったけれど、 終わった時にはなんだか賞状までもらって満足げだった。 そんなことはどうでもよくて(いいのか娘) 父のコネで観閲式の予行練習を見に行ってきた。 予行といってもチケットがないと入れないし、普通にチケット センターで売っているものとは違って、自衛隊に何らかの接点が ないと入手が難しい。そもそもそんなことやってること自体、 身近に自衛官がいないと知らないしね。 ってことで幼い頃は毎年にように行ってたんだけど、近年とみに 骨身を削って遊びまくってた私は、今年はたまたま暇があった ので見に行った。本番では首相や防衛庁長官が参列するんだけど、 今日は予行なので代理。私が最後に見に行った時は確か 中曽根さんだったから…一体どのくらい昔の話なんだか(汗) ともかく久々の観閲式。朝方まで雨が降ってたんだけど、 到着したころにはすっかり雨も上がって、太陽は見えないけど 晴れそうな天気になってきた。良かった良かった。たまたま 嘘くさいミニタリー小説(失礼)を読んでるからじゃないが、 ガタイのイイ男女好きとしては自衛隊、肉体美の宝庫だ。 しかも制服がカッコいいから、あっちこっち目移りしては 普通に歩いてる人見て喜んでしまった。安上がり体質である。 観閲式というのは自衛官の行進や戦車などの軍備を一般公開する 式のこと。見せ方は、施設内の広い道路の両側にスタンドを 作ってそこに客を座らせ、中央の道を行進するという形を取る。 開始の一時間前にはスタンドに入ったんだけど既に人が多く、 やっぱり高い所の方が見やすいかと上の方の席を探していたら おじさんが「こっち空いてるよ」と手招きしてくれたので そこに座らせてもらった。遅く来た割には良い席だv が、木製の簡易スタンドは朝まで降ってた雨で濡れていて、 ハンカチでも敷こうとバッグを漁っていたら今度は後ろの席の おじちゃんがビニール製のゴミ袋をシート代わりに貸してくれた。 「大事なお尻が濡れちゃうからね〜」とセクハラまがいの事を 言っていたが、ありがたかったので文句は言わない。にっこり 笑って「若くもないのに親切にしてもらってすみません」と 一言多い謝辞を述べておいた。そんなことより観閲式(笑) 10時半開始というのに、それより30分ほど早い段階で自衛官達が 一糸乱れぬ行進で入場してきて低位置に。陸海空と制服が違う から目も楽しい。しかしなんで女性はタイトスカートなんだ。 機能性重視してるか?こんな寒い日に膝丈はキツかろうに(><) それにしても自衛官てスゴイ。気をつけや休めの姿勢、方向転換の 仕方なんかすごく無駄がなくて、普通の人は中学生の時やったのが 最後じゃないだろうか。もううろ覚えのそれをパリパリ素早く 出来るってそれだけでスゴイ。きっとそれだけひたすら訓練 したに違いないのだ。しかもずっと立ちっぱなしでも全然姿勢が 崩れない。基礎体力からして違うから彼らにとっては当たり前 なのかもしれないけど、ハタから見てるとスゴイの一言に尽きる。 銃剣とか普通に担いでるけど、絶対それ私が持ったら肩に痣が 出来るくらい重いよね??振り回してるけど、重いどね?(汗) 私の肉とアソコの自衛官の肉じゃ、学食の油肉と高級松阪牛くらい 差があるんだー。…と思うと少し筋トレしたくなりました(涙) エラい人達の祝辞や国旗掲揚など、地味なプログラムは全て ほとんど見えない位置で行われていて、首を伸ばして一生懸命 見てみたんだけどやっぱり見えないから諦めて、スタンド警備の ために直立不動で立ってる自衛官を眺めていた。…もう2時間は あのまま動いてないよな。恐ろしい(汗) と、思ってたら今度は隣のおじさんに「見ますか?」と双眼鏡を 差し出された。なんなんだ今日は!?! そんなに観閲式見に来る 若い(と見えるらしい)女が珍しいのか!?! こちらは慌てて 断ってしまったが…つまり首を伸ばしてる私が邪魔だったのか。 親切にされ慣れないと変に勘繰ってしまって恐いな(汗) ミサイル積んだ戦車とかトラックとかヘリとか、もの珍しくも 楽しい行進はあっという間に終わってしまった。スゴイ世界だ。 その後、地元の和太鼓だとか自衛官の音楽隊の演奏だとか マスゲームみたいな自衛官の行進だとか、華やかで面白い ミニアトラクションもやっていて楽しかった。こちらは少し 場所を移動してもっとVIP席に近い見やすい場所に移動した。 全ての行事が終わった後、テントで関連グッズを売っているのを ひやかして歩いた。自衛隊限定まんじゅうとかちょっと欲しく なったな(笑)あと個人的には自分用の認識票を作れること。 以前、自衛官をしている友達に聞いたが、常に首から提げて いるそれを、死にそうになったら咄嗟に口の中に入れるそうな。 それで人相が判らないような死体になっても固体を判別するため なんだろうけど…シビアな世界だとショックを受けた覚えがある。 でもまぁそんなシビアな世界にはいないので、腐女子がすることと 言ったらここですかさずキャラ名を彫ってもらうところだろう。 オリビエ・ポプランとか(笑)←いやなんとなく。 生憎そこまでモエてて誕生日や血液型まで解ってるキャラは いなかったのでスルーしてきたけど、作ってる人は見かけた。 …彼らが作ってるのは自分の名前だろうか(笑)
式は12時閉幕で会場は1時までとひたすら時間は少なく、あまり のんびりとは出来なかったけど楽しめた。そもそも昨日、久々に 盛り上がって調子良く小説書いてたので寝たのが4時過ぎ、 起きたのが6時と殺人的睡眠時間の少なさだったので早めに 帰れてむしろあり難いというものだ。今日は家族総出で頑張った ので、帰ってきて一様にへろへろになっていた。 こんな世界もあるのだなぁ、としみじみした一日。
|