長かった山陰旅行もついに最終日。嬉しいような切ないような。今朝はどうしても 起きられなかったので朝風呂は断念し、それでも7時には起きて駅前まで歩いて いった。なぜかといえば、この湯田温泉は白狐が見つけたという言伝えがあって、 駅前に巨大な白狐の像があるからだ。これがめちゃ可愛い。朝日を浴びてのんびり 座っている世にもチャーミングな白狐をしっかりデジカメに収め、コンビニに 寄り道して帰ってきた。さて、飛行機の時間までに今日もバリバリ観光しなきゃ。 ここから近い場所ということで、秋吉台に行くことになった。今朝も快調に飛ばし、 10時前に秋吉台に到着。しかしここが寒い。雨も降ってきた。それでも写真家じゃ ないんだけど写真家魂で雨の中頑張って綺麗な絵を撮ってみた。…暗いんだけどね。 それにしても秋吉台、遠くに光が差し始めて丘を照らす様が本当に綺麗で、RPGの フィールドをナマで見ているみたいだ(笑)だって向こうに丸い「長寿の森」とか あるからそんな気を起こしてもおかしくないし。 秋吉台には科学館があって、そちらの無料施設も見てきた。地学や生物の展示が 多くて、先日の科学未来館に続いて今日も面白い知識が得られた。ホルマリン漬とか 敬遠しないで見てみると意外と面白いもんだな。ところで先日の日本科学未来館で 言い忘れたネタを一つ。あそこは本当に最新式の展示が揃っていて、パソコンで 昆虫の遺伝子を操作してオリジナルの昆虫を作ろうみたいなコーナーがあった。 いっしょに行ったあやさんと指示に従って胴や足や色を選択し、出来上がった 生物は、およそ地球上のイキモノではなくなっていた。コメントも「こんな生物 いるのかな?」だったし。名前が付けられるというので、その異端さを買って 「カズタカ」と命名したら、隣のあさやんの昆虫は「サキ」と名付けられていた。 ちなみにあやさんの「サキ」は「自然界で生きていけるかな?」だったように 思う。お坊ちゃまな咲貴様にうってつけのコメントだろう。その、世にも危険な 2匹を「森に放してみよう!」という悪魔の誘いにのって放逐したところ、森の 中を元気に飛び回っていた。微笑ましいというか、自然界滅亡も近い。 さてそれはおいといて。そんな最先端技術もない秋吉台の科学館は、それでも それなりに面白くて、白蛇と見詰め合ったりしながら展示を堪能した。次は 秋芳胴へ。秋芳胴というのはアジア一巨大な鍾乳洞らしい。エレベーターで地下に 潜り、ひんやりした洞窟内を散策した。色々な形をした鍾乳石を見るにつけ、 大自然てスゴイなぁとつくづく感動。たまにはこういう刺激も得ないとね。さて 出口付近に来たところで「冒険コース」の看板を見つけた。別途300円払うと わざわざ危険を冒して鍾乳石登りが出来るという理不尽なアトラクションだ。 当然、参加した。旅先でアクティブなハプニングに見舞われるなんて いつものこと。今日だってローヒールに肘掛バッグだけど、そんな障害ものとも しないで一番乗り気で鍾乳石に登った。…マジ危ない。だって湿ってるから滑るし 暗いしゴツゴツしてるしバッグ持ってるから片腕使えないし!でも、普通の人は 入れないような高い場所に入れて大満足。今日一番テンションが高い瞬間だった。 秋芳胴を出たら12時過ぎてたので、空港に向かいつつどこかでおいしい昼食をと 空港方面へ運転しはじめた。しかし山陰の道路…いや、山口は山陽なのかな。 勝手に山陰にくくってたけど、県民は多分山陽に入りたいだろう。ともかくこの 辺りの道路は、主道以外は全て信号が点滅していてエラいカルチャーショックだった。 だって関東の道路で信号が点滅してる場所なんて団地内くらいでしか見たことない。 なのに山陰の信号はほとんど点滅しているから停車することも少ないし、そもそも 信号が少ないから極めて運転がスムースだ。…という訳でおかげさまで1時には 空港のそばまで来てしまい、折角だから瀬戸内海を見ようと海岸沿いを走ることに なった。とりあえずナビで海水浴場を目指して走ってみたのだが、これがなかなか どうして近づけない。道が狭くて入り組んでて、まるで車の侵入を拒んでいる ようだ。それでもどうにか一つの海水浴場へ到着したら、なんと思いっきり 引き潮かよ…っ!(号泣)海が、浜辺から遠く500メートル先くらいで ざぶざぶしている。その距離を歩いて海まで接近する気はさすがに起こらず、 なんだか余計切なくなって車に戻った。普通の海岸はないものか。懲りずに他の 海水浴場を探している途中で、うっかり道を間違えて入ったところで海岸発見! 小さな浜辺だけど、ちゃんと砂浜に波が打ち付けてる申し分ない海岸だ〜! 早速裸足でかけてって水と戯れる…ああ、これがやりたかったんだよ(><;) 海沿いに住んでる人にはバカにされるかもしれないが、そんななんでもない海岸に 20分くらい居座り、満足して昼食場所を探しに出ることにした。…が、ない。 走れどもは走れでも飲食店がない…!そうこうしているうちに空港を通り過ぎて しまう。え、今の空港!? ってくらい直前にぽつんと一つ看板があるだけの、 シンプルというかむしろ不親切な案内のおかげで何度か空港前を通過し、まだ 早いからと昼食場所と最後の給油のためにガススタを捜索。またしてもカーナビで 漁港を探し、漁港なら市場があってオイシイものが食べられるはず!と単純思考で 港に向ったらそこは工業港で、入り口でおじさんに呼び止められてしまった(汗) でもそのおじさんが親切で、店を案内してくれたのでそちらへ向ってみることに。 しかし秋吉台からこっち、けっこうぐるぐる迷ってる気がする。車内の音楽も いい加減ネタが尽きてきたな。私は旅に出る前、車内で音楽が聞きたいから一人 数枚CDを持ってきてくれと頼んでおいた。歌が入ってればジャンルは問わない、 ドラマCDはやめてくれ、と。ラジオでさえ人の声が邪魔なのに、ドラマCDなんて 所詮男の喘ぎ声ばかり入っているという先入観から嫌悪感すらあって それだけは嫌だと言っておいたんだけど、連れ達が持ってきてくれたのは アニメのサントラやTWO−〇IXとかいう微妙な路線の音楽ばかりで、正直 長時間乗っていると耳がしんどくなってくる。昨日の高速はハイスピードで集中 してたから良かったんだけど、今日はホントに早く降りたい(泣) 「そのCDは嫌だ」とも言えず我慢して走ってて、ようやく入りやすそうな和食屋を 見つけて入った。そこで最後の贅沢とばかりにランチのフルコースを頼み、座敷で まったり食事をした。刺身が新鮮で美味しかった〜v 頃合を見て空港へ。今度もやっぱり直前の標識を見落として迂回し、なんとか無事 レンタカー返却。目立った傷もないみたいで、追加料金は食らいませんでしたv 空港ではまた最後のお土産商戦をし、トドメの贅沢で自宅に一本1000円の蒲鉾を 買う。お店のお姉さんの驚いた顔が少々嬉しかったな(笑) 空港にあったTVで「るろうに剣心」を放送しているのを見つけて懐かしくなった。 …比古師匠好きだったなぁ。あ、織也とキャラ被ってない!?!(笑) 帰りの飛行機も無事羽田に到着し、自宅には9時過ぎに到着。 とにかく、事故も怪我もなく行ってこられて良かったv
|