日常喜劇

2004年07月04日(日) にゃんこ。


元同僚のお宅にお邪魔した。
夕方、ちょっと外に出たら生垣の所に上手に隠れて
猫がいた。私は猫が好きだ。異常なほど大好きだ。
早速声かけてみると、手の届く位置に居た猫は
私の手の届かない所まで逃げてしまった。でもそれは
追いつけない距離でもなくて、3歩ほど歩いて
近づいた私は、しゃがみこんでまた猫を呼んだ。
警戒しながら遠回しに私の方へ近づいてくる猫。
久々の脈あり猫だ。

ふと、違和感に気付いた。

隣の、いっしょに居た子に聞いてみる。
「ねぇ、なんか猫の脚大きくない?」
普通の猫より脚が横に広がっている気がする。
「そうかな?普通に見えるけど」
私はやはりおかしいと思う。
すると、向かいの家のおばさんが声かけてきた。

「その猫、脚の指が2本多いんですよ」

なるほど、こちらに近寄ってきてくれた猫の
前足2本だけ、手が広い。数えてないけれど
明らかに普通と違う大きさ、指が2本多いのだろう。

そのうち、猫がようやく私の手の届く範囲に来た。
さっそく頭をなでる。最初は避けようとしたけれど、
何度かなでているうちに何度も近づいてきてくれた。
つれない猫も可愛いけど、相手してくれる猫は
やっぱり可愛い。しかも私にはそんな猫滅多に居ないし。

そうしてしばらくなでていた。
喉もごろごろ鳴らしてくれている。
完全に、私に対して警戒を解いてくれたのだ。
人間にいじめられたりしないのかと思った。
それとも猫の世界でいじめられるんだろうか?
ラチもない考えだった。
あえりるはずもない。
その点むしろ人間様の方が下劣だ。
というか、手が大きい方が便利なことだってある。
猫界だってそうそう冷遇される理由もあるまい。

なんだかいいなと思った。

何がいいんだか解らない。
でも、ほんわり嬉しくなった。
単純に、久しぶりに猫に触れたからかもしれない。
私になついてくれたからだけかもしれない。
でも、いいなと思った。

嬉しくなった。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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