イタリアの地にいる最終日、ついに自由行動タイムを得た。と言ってもお昼まで、 通常の生活から行くと、うっかり寝てたらそれだけで終わっちゃう時間だ。でも イタリアに来てからの私は早寝早起きだった。忙しいし疲れてるから、夜は11時で 朝も遅くても6時前。小学生ぶりくらいの健全さだ。ところでイタリアの時差は ー7時間。日本がお昼の12時の時、イタリアはー7時間して朝の5時、だから 夜11時に寝て朝6時に起きる生活は、日本時間に置き換えると明け方6時に寝て 昼の13時に起きるカンジ。フシダラな生活をしている時と大差ないから時差ボケにも 捕まらなかった。そんな話はおいといて、最終日である。 体は睡眠を主張していたのだが、せっかくイタリア最後の日なので朝から気張って 観光に出ることになった。朝のビュッフェが7時から開くというので、7時に朝食を 食べて8時にホテルを出るという、とんでもない健全コース。朝7時過ぎに朝食場へ 行ったら既に人がごったがえしていた。…7時からじゃなかったんかい。 笑顔のステキなウェイターが陽気に声かけてくれて「カプチーノ?」と聞くから 頷いたら、わざわざお手製のカプチーノを持ってきてくれた。得したなぁvv 朝ご飯が済んだ後、昨日から仲良くなった福岡の美人姉妹とタクシー相乗りして スペイン広場に向った。イタリアのタクシーはこれまたいい加減で、ぼったくりは 当たり前、キリのいい数字で区切って勝手に釣りを寄越さないのでなんだか多めに 取られた気分だった(多分そう)。まぁいいや、スペイン広場。一応名のある観光 スポットってことで、写真を撮る。10時前なので人がまばらで良いショットが撮れた。 その後、タクシーの拾い方が解らないので「真実の口」まで歩いて行った。途中の 街並み見物も悪くない。だってどこもかしこも素晴らしい建築物ばかりだから。 毎日きっちり3食食べてて運動不足なので、朝の20分の歩行は良い運動になった。 「真実の口」もさして迷わず見つけられ、まだ人が少ないうちに写真も取れて 満足だった。でも個人的にはその近くにあった「ヴェスタの神殿」が見れて幸せ だったんだけども。そこから古代ローマの遺跡を見に行くことになり、更に歩いた。 だいぶ歩いて疲れた頃、目的地フォノ・ロマーノに到着したのだがストライキで お休みでした。…入場無料なのに(涙)フォノロマーノは一昨日来たコロッセオの 近くで、ぐるっと一周したらコロッセオに着いたのでコロッセオの中に入ることに なった。その前にカフェで一休みしたい〜(><)歩きすぎて足も疲れたし日差しが 強くて暑いしで、カフェに入ってお茶することになった。トイレも借りたかったし。 出された時から既に甘い(しかもぬるい)アイスコーヒーを飲み、元気になったので コロッセオに戻って中に入った。そういやコロッセオの前に、古代ローマの戦士や 貴族のカッコした「いっしょに写真撮りましょう」商売をしているおじさん達を 見つけた。彼らにローマ人の血が受け継がれてるならありがたみあるかも、とか 思いながら通り過ぎる。コロッセオは混雑していた。まだ11時前なのに入るのに30分程 手間取って、入場券をついに買って中へ。そういや私はかつて、少年チャンピオンで 連載していた「スパルタクス」という漫画の大ファンで、何を隠そう作者にファン レターを送ったことがある。プロにファンレターなんて後にも先にもこの方だけで ある。だいぶ昔の話なのですっかり忘れていたが、コロッセオに入ったらにわかに 思い出して一人で盛り上がってしまった。ステキステキステキ〜〜〜〜vv コロッセオの中で紳士的な態度のステキな白人男性見かけてトキメいてみる。 荒っぽいくらい陽気なイタリア人ばっかり見ててから新鮮でした。ドイツ人かな。 コロッセオを出た後は、フォノロマーノを横に見ながら大広場前まで歩いた。 途中の屋台でパニーニを買って食べる。聞いてはいたけどなまぬるい(涙) 固くてなまぬるいパニーニを齧りながら、たまに止まって遺跡の中を眺めたり かつての宮殿を見上げたり。ぶらぶらするのも楽しいなぁ。そういやイタリア人は 親切でよく声かけてくる。特定の日本語もウマイ。さっき通りかかった時、露店の おじさんが「こんにちわ〜愛してる〜あなたも好きよ〜」と私と連れの二人に言って いた。二言目が「愛してる」かよ!イタリア語と日本語の「愛してる」はニュアンスが 違うんだぞ、と言ってやりたいとつらつら考えてたら、隣で連れが感心していた。 「すごい、あなたも好きよ、だって。助詞の使い方が解ってる」 確かにそうだ!それはスゴイ。違う場所に感心しつつ、運良く見つけたタクシーに 乗って無事ホテルまで帰って来た。集合時間までまだ1時間以上あるけど、暑いし 疲れたから休みたいし。。そうしてしばらく休んでいたのだが、飽きたので私一人で 周辺散策に出かけることにした。初日に猫を求めて飛び出して以来の一人行動だ。 車から見て、歩いて10分くらいの所に市場があったので、そこを見てこようと思い、 そこまで歩いて行った。市場というくらいだから朝からやってたらしく、12時近くに お邪魔したら店がほとんど閉まりかけてて、その中を一回りして満足して帰って きた。特に欲しいものなし。帰りに、そういや私イタリア来て本場のカフェをまだ 一度も飲んでない事実に気付いて、帰りがけにあったカフェでカフェを頼んだ。 イタリア語でカフェはエスプレッソのことだ。時間があまりないので立ったまま 濃くて苦いエスプレッソを頂き、お店のおじいさんがこれまたチャーミングだった のでついジェラートも買ってしまった。ココナツ味のジェラートはアタリで、美味しく 食べながらホテルまで意気揚揚帰ってきた。初めてのおつかいみたいで楽しかった〜v ホテルに戻って集合時間まで待つ。いっしょに行動している団体の他の方ともだいぶ 仲が良くなって、どこに行ったとか話してたら、皆はほとんどローマ三越に行って 最後の買物戦線に明け暮れてたらしい。つかローマにまであるんだ三越…。 バスに乗って空港に向った。そういや一昨日からいっしょにいる現地添乗員の 日本人の男の人は、昔長髪でチカンにあったことがあるって言ってたけど、あれは 日本だったのかイタリアだったのか聞きそびれたのがけっこう心残りだ(笑) そんなあれこれの心残りを残しつつ、搭乗手続きですっごい待たされて外の兵士や パイロットの肉体&制服美を眺めて時間をつぶす。連れと勝手に兵士二人組の アテレコやってて面白かった。だってずっとひっついてしゃべってるんだもん。 その後、また時間が出来たので空港内の免税店を見て回る。誘惑に負けそう。 そういやイタリアブランドらしい可愛いコスメを見つけて、連れが買っていたけど 私も欲しかったな〜。天使と悪魔の入れ物があって、中にコスメが沢山入ってて ホント可愛いのだ。インテリアとしてだけでも成立する可愛らしさだった。 飛行機でローマからミラノまで飛び、そこでトランジットして成田へ行く。 わずか40分のミラノまでの国内線を降りた時、その飛行機のパーサーが笑顔で 手をふってくれたんだけどマジ好みで一瞬本気で息が詰まりました。ナントカの 恥はかき捨てでいっしょに写真撮りたかった〜〜〜〜〜(><) 幸いローマではあまり待たされなかった。最後の最後で姉のお土産にスカーフを 買い、ユーロを全て使いきってスッキリする。後は換金できない小銭だけだ。 さてまたこれから12時間のフライトを経て日本へ。帰りは行きほどの元気は なかったので、ほとんど寝て過ごしていた。恋愛モノの映画を見たんだけど、 けっこう最後の方まで一度見たことあるものだと気付かず、連れには「ちゃんと 最後まで我慢して見れてたねエライ」と誉められたけど、忘れまくってただけ なんだよ実は…。反動でその後はブルース・リーを見て今後の密のアクションの 勉強にすることにした。つか口直し的?(笑) イタリアを午後9時過ぎに出発した飛行機は、日付を越えて午後4時の日本へ着く。 つまり太陽を追いかけていくのだ。機内で、最初は星と月がまたた暗い空だったのが、 だんだん光明を得て地平線がずっと白んでる様とか見れて感動だった。やっぱり 自然はいいねぇ。ネタが尽きたか単に寝不足だからか、素晴らしい自然を見ながら それ以上の創作は思いつかず、ひたすら寝たりぼんやりしたりしていた気がする。 ま、こんな時間も貴重でしょ。いつから翌日か解らないけど、着いたらとりあえず22日だ。
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