そろそろ早起きがキツくなってきた。連日の疲労が蓄積されてるからだ。 朝4時とか殺人的な早起きをして出発した。今日は憧れのヴァチカンである。 ヴァチカン…小学生の頃からその一風変わった国土に憧れていた、クリスチャン じゃないけど個人的に聖地である。もーイタリア行くならヴァチカン行ければ 後はどうでもいいやというくらい焦がれた場所、俄然気合も入るというものである。 が、私はいきなりつまづいた。オンナノコになってしまったのである。予定日より 早すぎる!しかも私は2日目だけ体調を崩すタイプなのに、いきなり初日から 2日目のごとき腰痛に悩まされる。ヴ…ヴァチカンが遠い…。ローマに入った 時にはもうへろへろで、ヴァチカン美術館に入った時点ではまだ残っていた元気も、 長時間展示を見るうちにだんだん意識が朦朧としてくる。腰が痛い重いキツイ… せっかくシスティナ礼拝堂見てるっていうのに、体調が悪すぎるせいで感受性が ほとんど出てこないのだ。なので、素晴らしい芸術品に囲まれて至福の一時を 味わうはずが、私の中では腰痛との戦いで終始してしまったのでした。寝不足だし 団体でずっと立ちっぱなし歩きっぱなしで見て回ってるから、後半本気で一瞬 倒れかけ「ヤバイ、こんな所で気絶したら制服の似合うカッコいい白人衛兵が だっこしてくれてラッキーかもしれないけど、早めに正気に帰ってトイレに駆け 込まないと寝てる間に横ズレしちゃう!だって"普通の日用"だし!」とか妙に 厳しい現実に悩まされて死にそうだった。思い返してもキツかった…(涙) 天下のキリスト教の聖地で俗世の苦しみにまみれながら、日本は台風が来て 天気悪かったようだが素晴らしいピーカン晴れのイタリアは暑いくらいで人は多くて、 それがいっそう私の不調に拍車をかけ、精神修行にも等しい一時を味わってしまった。 システィナを見た後、やっとの思いでランチにありついた。ランチではまたあの いや〜なオヤジが近かったのだが「泣かせてやる」と誓っておきながら私が既に 泣きたいくらい不調だったので話し掛けられても手を振って無視してしまった。 …ある意味いじめ?いや、やるなら正々堂々追い詰めたかったがそれどころじゃないし。 そういやイタリアのトイレは統制が取れてない。日本なら当たり前に礼儀正しく 前の人から入れるように並ぶのに、誰も並ぼうとしないで、トイレの前に微妙に たむろして、空いたら微妙に周囲に目配せして誰かが入るシステムなのだ。 おかしいよ絶対!(汗)つかイタリアの若い子(恐らく15才前後)はなぜに 二人ずつトイレに入る?超最先端のモードか??? 休憩したら少し元気になって、いよいよサンピエトロ寺院に行った。ここよ! ここに来たかったのよ!広場だけでも感動したのに、寺院の中はさすがに総本山、 派手すぎず威厳があって素晴らしかった。生ピエタも見れたしvv ヴァチカンは本当に小さな国なので、広場を出たらもうローマ市内で、広場前の 土産物屋で教皇のブロマイドを買った。この土産、絶対誰か喜んでくれるし(笑) さて教の観光は一通り終わった…のだがパックツアーなので免税店に行かなければ ならない。土産もあらかた買い尽くしてたんだけど、まだ母親に買ってなかったので このお店でチョイスした。さっき日本に電話した時に「スカーフは要らない」と キッパリ言われてしまったので、フェンディのスカーフとか半額になってたんだけど それは止めて、ヴェネツィアングラスが周囲に施してある夏っぽい涼しげな腕時計を 買った。これからお土産に厳しい母親も喜ぶだろう。これでもう土産関係は安心。 今日のお宿は今まで一番大きくて綺麗だった。部屋で少し休んでから、今日のディナーは カンツォーネといって弾き語りが歌ってる店で食事だったので、またバスに揺られて 店まで移動した。ギターの若いお兄さんとタンバリンのお姉さんとアコーディオンの おじいさんの三人組の歌い手さん達は、皆歌も上手だし楽器も上手だし盛り上げ 上手でもあったので楽しいひとときを過ごせた。日本の歌もウマかった!完璧な 日本語を歌い上げてたので、きっと耳で覚えてしまったんだろうなと感心、さすが 音楽家は耳がいい。おじいさんもチャーミングだったしvv(←じいさん好き) 大味で雑な味付けもいい加減飽きて、日本食とは言わないからそろそろ 温かいお茶が飲みたくなってきた5日目でした。
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