
「靴に恋して」
原題は「石」らしいです。 映画の邦題って誰がつけてるのか知らないけれど、もっとストレートに訳していいのになぁとよく思います。
タクシー運転手として働くお母さんのあの懐の深さとたくましさが私も欲しい。 障害を持つ女の子を介助する看護学生を演じていた俳優さんが妻夫木君のスパニッシュバージョンといった感じ(私的に)で頬が緩みっぱなしになってしまいました。 あと私は最後までこの女の子のお母さんが実は男性なのではという疑いを抱きながらみてしまったのだけれど、違ったみたいです。 多分。
どうして「多分」なのかというと、(役以前にこの人女優さんなのか俳優さんなのかどっちなのかしら)と気になってきて公式サイト(コチラ)でこの女優さんについての箇所を読んでみたら、「ゲイの役を演じたことがある」とか書いてあったし、だいたいお名前からして“アントニア・サン・ファン”さんなんていう、曖昧っていうか中性的っていうか、まぁそんな感じだったもので、謎が謎を呼び余計にややこしい事になってしまい釈然としないわ。
話がそれましたがとても面白かったです。 かなり好きです。

「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」
前半と後半のおもむきの違いの大きさに少々戸惑ってしまったけれどコチラもグッとくる作品でした。 宗教って、その人なりの解釈が生まれてこそのものなのかも。 にしても、思春期の男の子ってば。全くもう。
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