「ちょっとお願いしたい事があるのですが・・・今日か明日の夜TELします」 という友人(独身女子)からのメールが携帯に届きました。
なんて事ない内容じゃんと思われる方がほとんどかもしれませんが、私にしてみればそれなりになんて事ある。
だって「お願い」って。 気になるじゃん。 大概の事は自分で片付けちゃえますよって感じのクールな彼女が私にお願いなんてちょっと想像つかない。 なーに?なーに?なんだろう。 もしかしてもしかして、や、わかんないけどもしかして、合コンするんだけど人数足りないから来てくれないかなぁとか、そういうの? やーん、そういうのしか思いつかない。 やーん・・・やーん♪やーん♪♪やーん♪♪♪ うっきっきっ♪♪♪♪ ほら見てみぃ、細木大先生のおっしゃった通りじゃん♪♪♪♪♪ 私なんでもやっていーんだったよね、今年♪♪♪♪♪♪ な、ん、で、も♪♪♪♪♪♪♪ ブラボーブラボー♪♪♪♪♪♪♪♪
音符しつこいですね。ごめんなさいね。
まぁとにかく、一気に春がやって来た様な生暖かい気分になりまして、この際美容院予約しちゃうよーとか、寒かろうが風邪ひこうが頑張ってフワフワの半袖ニット着ちゃうよーとか、色々考えながらワクワクワクワクしながら彼女からの電話を待っていました。
数時間後・・・・・・ブルルルルルル、、、きました、きました。
「もしもーし♪」 「あー、ごめんね、急にあんなメールしちゃってさ」 「いやぁ、いいのよいいのよ♪で、どしたん?」 「実はさぁ・・・」 「ほいほい♪」 「これはぴっぽにしか頼めないなぁと思ってさぁ・・・」 「うんうん♪(そうでしょうとも♪)」
「あの、どーしても観たい芝居があってね、そのチケットの発売日、アタシ仕事なわけよ、で・・・ここはひとつ、専業主婦のぴっぽさんのお力をお借りしようかと・・・」
ちんちろりーん。
|