2004年12月08日(水) |
キンゾウさん (後編) |
こういう風に私が2、3日引っぱる話って、過去の例からいってもチンチンとかオシッコとかそんなのばっかり。 今回は今回でハナクソだし。 本当に申し訳ないです。
さて、続けましょう。
その日も授業を終えた私は帰りの電車の中にいました。 向かい側には50代前半くらいの男性が座っていました。
特に目立った特長はない平凡な感じの方でしたが、だた、その表情からして理由はわかりませんが若干イラついておられる様に見えました。
目が尖ってるっていうか。 確か貧乏ユスリもしていたと思う。
で、始められたわけです、グーリグリを。 その方も。
カツラ金造さんもだけど、明らかに誰かに見られてるでしょっていう場所であれをやる人ってナンなんだろう。
ある意味堂々としているとも言えるけど、私は何か、ああいうのは一種のプレイに近いものがあるんじゃないかなぁとさえ感じてしまいます。
話は戻り・・・
あまりに熱心な、そして激しいグーリグリッぷりだったもので、しばらくの間呆然とそちらを見つめていたらその男性、私の視線に気付いた様子で、 「んだ!?文句あっか!?」って風にこちらを睨みつけてきましたよ。
ひゃーーー。
でも、私は私でその頃はまだまだ生意気盛りな十代の小娘だったもので、 「なーに?怒るくらいだったら隠れてグリグリしなさいな、オジサンよぉよぉ」って顔をしてさしあげました。
するとグリグリオジサン、ハラワタが煮えくり返ったかどうかは知りませんが、 「上等だ、やってやろうじゃねぇか!」って目つきになって、グリグリ行為で取り出した鼻の穴の中身を指先でクルクルと丸め始めました。
そしてそして、事もあろうかそれを私の方に向けて狙いを定める様にして、ピーンッ!て指で弾き飛ばしてきたのです。
グーリグリ・・・クルクル・・・ピーンッ!
グーリグリ・・・クルクル・・・ピーンッ!
グーリグリ・・・クルクル・・・ピーンッ!
連射です。
私はたまらず次の駅で降りました。
負けちゃったわけです。
と、こういう経験があったもので、私としてはカツラ金造さんが狙い撃ちをするかどうかは別にしても、丸めたものをどう処理するのかを確認せずにはいられなかったわけです。
幸い金造さんは上の男性みたいに血の気の強い人ではなかったみたいで、さり気なーくポソリと床に落としてらっしゃいました。
その後私の方をそっと見上げ、顔を赤らめたりしてた。 ちょっと可愛いかった。
てか、照れるんだったら最初から我慢なさいって言いたかったですがぁ。
<< 完 >>
最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました・・・
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