ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2011年01月30日(日) 超消極的愛情表現とシンクロニシティ

ホンッッッッッッッットに、

ナナと連絡をとっていないワタシ。

10月にナナとヒメちゃんと3人でデエトしたのは、ナナワタにしたためたとおりなんですが。
それから、電話はおろか、メールですら連絡を取ってませんでした。
なぜそんなことになったのかといいますと


ナナワタがバレて、口きいてもらえなくなったからです。


なんてことがあれば、そもそももう存軽もなくなっておりますので、すぐにウソだってバレバレでして、もちろんウソなんですけど。

なんかもう、ホントにナナが忙しそうでしてね。っていつも言ってますが。
これから正看の資格取って卒業の目処がつく来年の春までは、これまで以上の険しい日々っぽいんですよ。

で、考えたんです。

何かワタシにできることないか、何かワタシにできること・・・と。
なんかもう、ワタシったら健気すぎて、自分にもらい泣きしそうですよ。

考えた結果出た答がこちら。


\(^o^)/なるべくナナの邪魔にならないように\(^o^)/連絡とらないようにしよう\(^o^)/そうしよう\(^o^)/


明るくアホっぽく\(^o^)/こんな顔文字使ってますが、ワタシとしては、すっげえええつまんない決意でございますよ。
だいたい、「ワタシが何もしないことが、ナナへできる最大の協力」って、自分で自分のこと邪魔者と認めているに等しいですからね。
しかし、いくら考えてもこの案以上にワタシがナナの役に立てそうなことって、ない。
パソコンとインターネット環境を手に入れた今、「これ調べて」のお役目すら、ワタシには回ってこなくなりましたし・・・。


・・・というワタシの深い愛情でもって音信不通を決め込んでおったのですが。
さすがにですね。
数ヶ月もワタシから連絡なければ、ナナも「あれれ?」って思ってメールのひとつも寄こすかもしれない、とか思っていたんですけども。


ねえよ(°▽°)


そうなると、もう、いろいろ不安になってくるわけですよ。
何が不安かって、いちばんの不安は

「もしかして、ナナワタバレてたらどうしようーー。それで怒ってワタシと絶交の決意してたらどうしようーーー」

ってことでありまして、たまにこの不安がアタマをもたげては

「いやいや、バレれば何かしら文句言ってくるに違いない」

と、必死でうち消したりして。
文句言われるのもおそろしくて、それはそれで想像したくないんですけども。

あと思うのは
「あーあ、 やっぱりワタシのことなんてなんも考えてないんだなー」 とかですね。ありがち。

それが悪化すると
「ワタシから連絡来なくなって、やっとストーカーから解放されたとか、すごく安堵してたりして・・・」となってきたりして。

しかし概ねは
「いやいや、ナナは『会えなくても、いつもじょりぃのこと思ってるよ(大事な友だちとして)』って言ってくれたし、ワタシはゆったりと、ナナに余裕ができるまで待っていようっと」
と思えてはいたんですが。
思いつつも、上記のほかに3パターンほどの揺れる乙女心と格闘しておりました。
だってとにかく会いたいんだもーーーん。
声聞くだけでもいいのにーーーー。


とまあ、心の中ではひとりでにぎやかにナナワタっておったんですわ。
会いたくても会えなくて、年中ナナのことばっか考えてるもんですから、まあ、ナナの夢を見ること見ること。
これは神様からのうれしいごほうびでございました。


そんなこんなで、年末もお正月もナナとはノーコンタクトで過ごしまして。
今年は年賀状すら来なかった。やはり忙しかったのでしょう。
と思いたいけど、絶交されてたらどうしようーーーー。とももちろん思ってひとりでおたおた。

おたおたしていたんですが。
しかし。

「ナナと連絡取れない」という状況下において、ワタシはナナナナ思っておりまして。
「なんかホントに、昔ナナが言ってた『架空の人』に実際なりつつなあい?」なんて思ったりして。
気づいたんですよ。

ナナと再会する前みたいだこれー、と。

ナナのことばっか考えていて、でも「ナナに会う」という選択肢はなくて、自分のアタマの中だけでナナのイメージだけがどんどん増幅されていくこの感じは、懐かしくもありまして。
そうか、もしかしたら、これは、神様からの「初心に返れ」というお告げなのかもしれない、と。
ナナと仲良くなれて(再会前から考えると夢のようですよ)、旅行なんかも一緒に行っちゃったりして(再会前から考えると略)、セクのカミングアウトもできて(再会前から略)、気持ちも伝えることができて(再会略)、その上でまだ仲良くできてて(略)、ケンカもできて、最近では冗談めかして「好き」もちょこちょこ伝えられるようになって、

たぶんワタシ、だんだん欲深になっていたはずです。
ずうずうしくなっていたはずです。
ナナはワタシのこと考えててあたりまえ、って思ってたはずです。てか、思ってました。

ならば、この、ナナと会えない期間を楽しもう。と気持ちを切り替えたワタシ。
現状に感謝をもって、ナナの邪魔にならぬよう、この状態を楽しむのが、ナナとワタシの関係における今のワタシの仕事であります。
うんうん、どうせなら、ワタシに都合の良い妄想をしながら「架空のナナ」を楽しませてもらうんだぜ?
この際だから、たまにずうずうしく思っている「ホントはワタシのことが好きなんだろ?」路線で、思う存分妄想させていただきましょう。うひひひひ。


・・・って、楽しいときもあるんですが、先に申し上げたような揺れる乙女心な波も襲ってきたりして、会ってないのに気持ちだけは忙しいじょりぃなわけですよーーーうっと。


でー、今月の半ばを過ぎたあたりから、「・・・元気かどうか、声を聞くくらいはいいんじゃないのかな・・・」なんて思い始めてしまったじょりぃなわけですよ。
だってホントに連絡ないもんですからね。
うっかり入院してたりしたらどうしよう、とかですね。
気分転換のヘッタクソな人ですから、精神的にコテンパンに参っちゃってたらどうしよう、とかですね。
末子ちゃんが猛烈な反抗期になっていて、ナナが毎晩枕を涙で濡らしていたらどうしよう、とかですね。

いずれも、ワタシがそれを知ったからって、何がどうなるわけでもないんですが、ナナに大事が起きているのならば、リアルタイムでしっかり心配したいんですよ。
入院しているなら、丸のメロン持ってお見舞いに行きたいんですよ。
落ち込んでいるなら・・・しまった何もできない。 けど何か話してくれるなら何時間でもつきあいたい。

そんなわけで、一昨々日の夜、意を決してナナの携帯に電話をしてみました。
メールはまったくあてにならない、とふたりの間でコンセンサスが取れているので、メールはやめまして。
それにワタシは、特にナナにメールを送るのが非常にヘタクソです。理屈っぽくなりますし。
あと、メールをぴこぴこ打つ時間をナナに作らせるのが申し訳ない。
てか、申し訳ながらなくても、ぴこぴこするのがめんどくさくて、たぶん返事来ないし(°▽°)
とうことで、電話。
ドキドキしながら電話しました。

らば。

お客さまのおかけになった電話は、電波の届かないところにいらっしゃるか、電源が入っていないため、かかりません


・・・夜勤か・・・。

ちょっとしょんぼりしましたが、夜勤て大変らしいじゃないですか。
ナナ、がんばってーーー!と思った次の瞬間、考えなくてもいいこと考えたじょりぃ。

ええと、
着信拒否設定された場合って、
もしかしてこういうアナウンスが流れたりするのかし・・?


って考えちゃったら、もう止まらない。
ワタシ、嫌われてて着信拒否されてたらどうしようーーー!!!
いやいやまさか。嫌われるようなことしてないし。って、ナナワタバレがあったーーー!!!
そわそわそわそわそわ。

ってなるから、やっぱ電話とかしちゃいけないんですよねー( ´∀`)アハハー


そして、翌日一日待ってみても、ナナから折り返しの電話は来ず・・・。

ここでまた律儀に落ち込むワタシ。
てか、考えてみれば、携帯の電源を切っていたのであれば、もしかして着歴って残らないんですかね?
ってことにそのときは気づかなかったので、ネガティブな想像をしてはそわそわそわそわ。

ワタシ、基本的にっていうか、ほとんどの事柄について、あまりネガティブに考えないんですよ。自分に関することは。
なのにどうーーーーして、ナナに関してだけは、ここまでネガティブになれるのか!
あ、自信がないからか。もう答出ちゃった。ちょっとつまんない。

で、その翌日もまたちょいとくよくよしながら過ごしていたんですが、フォースに従って再度電話をしてみることにしまして。
とにかく声を聞きたい。
生きているのかねキミは。
ということで、昨日の夜、またもやドキドキしながら電話。


・・・・出ない・・・・・。


今度は呼び出し音は鳴っているんですが、ナナが電話に出ません。
2日続けて夜勤、ということは今のナナにはなさそうですし、仮にもし夜勤だとしても、おそらく携帯は切っていることでしょう。
ということは、忙しくて出られないか、電話に気づいていないのか、出たくなくて出ないかのどれかでございましょう。


さて。
着歴を残して、このままノーコンタクトに戻ると、ナナが「じょりぃ、またいじけたか・・・めんどくせ」と思うことになる可能性大です。
ということをワタシが考えすぎているのはわかっているんですが、考えずにいられないんですよ先生!

という理由のもとに、今夜もめげずに電話をしてみることに。
なんかもう、だんだん苦行になってきた、電話。
でも、ワタシがいじけてるとか拗ねてるとか何かのアピールのために二度目の電話をかけてこないと思われるのは、とってもイヤ。
ってことで、「たぶんまた出なかろう」と思いつつかけ


ようとしたら、ナナから電話の着信ですよ! やった!


携帯画面に表示されたナナの名前を見、呼び出し音を聞きながら、短い時間でいろいろ考えるじょりぃ。

たぶん、めんどくせーと思いながらかけてきたんだろうなぁ(´・ω・`)<ネガティブ
用事ないけど声聞きたかった って言ったら、さらにめんどくさがられるんだろうか(´・ω・`)<ネガティブ
でも、重たい話があるとかよりもめんどくさくないからいいよね(´∀`)<ポジティ…ブ?


「もしもし?(・∀・;)コ」


と、勢いづきながら電話に出たら、電話、切れました。
いろいろ考えすぎたらしいです。
てか、部屋に電波がなくなっておりました。ソフトバンクめヽ(`Д´)ノ

部屋を移って、ナナにかけ直しまして。


「もしもし?」<ワタシ
「もしもし? 電話くれた?」とナナ。
「あ、うん」
「どしたの? なんかあった?」
「ない。 あの、元気かなって思って、声が聞きたかったんだ」
「元気じゃない。てか、正気じゃない。あはははははは」
「そうか。でも声は元気そうだ。よかった」
「てかさ」
「うん」
「すごいタイミングなんだよー。あたし、じょりぃに電話しようと思ってたんだから」
「うそ!」
「ホント。じょりぃに電話しようと思って携帯開いたら、じょりぃから着信があったのわかってさ。
 わざわざ電話くれなくてもあたしからしたのにー」


何その(*´∀`*)うれしい話(*´∀`*)やっぱおまえワタシのこと好きだろーーーーーーー


と浮かれようと思ったら、

「どうしてあたしが困ってるってわかったのー? じょりぃってすごーーーーい」とナナ。

意味(・_・)わからん

「へ? 困ってたの?」
「うん! じょりぃ、助けてー!って思ったら、着信してた。すごくない?」
「・・・すごい」

すごいけど。うれしいけど。
27%くらいの「なーんだ(´д`)」感があったことを正直に告白しておきます。


「で、何困っちゃってんの? ワタシで助けになるかなぁ」
「なるなる。 あのね」


話を聞いてみましたら、どうやらレポートをパソコンで打って出力せねばならないらしいんですね。
いつもは手書きなのですが、このたびのソレはパソコン限定なんですって。


「でさー、自分でやろうと思っていたんだけどさ、ほかの課題とかもあってさ。仕事もあるし。
 切羽詰まってきてしまったので、じょりぃに頼りたくなってしまったのだ」 とナナ。
「大丈夫だと思うよ」
「でも、量あるよ・・・?」
「どれくらい?」
「下書きはしてあるから、あとは打ち込むだけなんだけどさ。20×20の原稿用紙に16枚ある」
「ふはははははははは」
「なに?」
「全然余裕。 やるよ」
「ホントーー? ありがとーーーーー」

たぶん、この瞬間だけは、ワタシのこと大好きってナナも思ったはずです。
この瞬間だけは。

「じゃあ、原稿預かりに行けばいいのかな?」
「まだ書き上げてなくて、それは今夜中に仕上げるつもりなんだけどさ」
「うん」
「決まり事があって、表紙の規定とか、文章の体裁とかがあるから、預かってもらうんじゃなくてあたしが一緒にいた方がいいと思うんだよね」


何そのうれしい決まりごと!


「なるほど。ではどうすればいいかな?」
「できればあたしのパソコンで作業してほしいんだよね」
「自分のでやるより作業効率落ちるけど、それでも良ければ」
「あたしは構わないけど、ごめんね?」
「じゃあどうしよう。お宅にうかがっても、作業できるかなぁ」
「絶対無理。だからあたしがじょりぃの家に行くのでもいい?」
「あなたの運転心配だから、どこか店で落ち合ってやるのでもいいけど?」
「電源どうすんの?」
「あ、そうか(°▽°)」
「だからあたしが行く」
「運転心配だから迎えに行く」
「(笑)大丈夫だよー」

っつって、こないだ車ぶつけたからね、あなた。

で、いつなら平気?とかなんとかやりとりして、火曜と水曜の夜に、ナナが我が家に来ることになりました。


会えるなんて・・・夢みたいですよ!!!! <会えなかった期間を経て謙虚になったらしい


「あーよかった。 で、すっかりあたしが電話の主導権を奪い取ってしまいましたが(笑)
 何か話があったんじゃないの? 何でも話して?聞くよ?」 とナナ。

「ないよ。声が聞きたかったのだ」
「聞けてよかったね(笑)」
「うん」
「電話、さっきまで気づけなくてごめんね。 前よりさらに携帯見なくなってるんだよあたし」
「そうか」
「前も忙しい忙しい大騒ぎしてたけど、それに輪を掛けて忙しくなってきちゃった(´・ω・`)」
「そうだろうなと思ってさ。あのさ」
「ん?」
「ワタシも何か協力したいと思って、でさ、できるだけ邪魔しないようにと思ってさ」
「うん」
「なるべくちょっかい出さないようにして、ひっそり密やかに心配している」 <恩着せがましいアピール
「そっか(笑) でも電話してくれてありがとう」
「うん(*´∀`*)」 でれ〜ん


そのあと少しだけ話して電話を切りました。


とりあえず、今ワタシがいちばん強く思っていることは


ナナワタがバレて怒っているんでなくてよかったーーーーーー。
ということです。

揺れる乙女心はここに集約されていたというわけか ァ'`,、('∀`)





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