ナナとワタシ
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2009年08月06日(木) |
それはまるで滝壺に落ちる小枝 |
ナナとやっと会えたあと、ワタシったら公私ともに怒濤の日々となってしまいまして。 ええ、少し大袈裟に話してますが。 それでも会えた日は2時間ほど一緒にいられましてね。 せっかくのナナワタネタなので、その晩ちゃんとメモをとっておいた気持ちの悪いじょりぃなんですが、なかなか記事にアップするまでにはまとめられずにおりました。 だからなんだと言われると、ワタシは意外に几帳面な性格なんですという話なのかもしれません。
まあ、几帳面なもんですからね。( ど こ が ) ワタシは時間通りに待ち合わせ場所につき、ナナは35分遅れてきた、というところで前回の話が終わっていたわけです。 遅れてきた人は遅れてきたくせになんかいばってまして、到着するなりちょびっと高圧的にワタシにだだーーーっと話し出したんですよ。 きょんのために持ってきてくれたテキストについての説明だったんですが、その説明が、せっかく親切で説明してくれているのだろうに、いちいち「カチン」「むかっ」とくるような説明でしてね。
ワタシの心の流れとしましては
な、なんでこんなえらそうなのこの人 → なんか感じ悪・・・ → 話聞く気、なくなってきたな
となってしまったのですが、いつものナナと違うのは明確なわけでして(でもたまにこうなる)、であるならば、今はいつものナナではないナナなわけですよ。 こんがらがってきましたが。
まあ、早い話が「よくわからんが、忙しいみたいだし、イライラカリカリしていて通常モードではないんでしょきっと」と頭を切り換えまして、「うん」「そうだね」「そうかもしれない」とか返しましてね。 ちょくちょく電話したり会ったりしていた頃でしたら「ああ、生理前だっけ」という読みもあったんですが、今ではもうナナの生理周期もわかりませんや( ´_ゝ`)
で、ナナもワタシの“そつはないが気もない”ような返事のしかたに、そのうち「ふうん」かなんか言っちゃって、「なにか頼んだの?」と、話題がメニューに。
「あなたがいつ来るかわからなかったから。飲み物だけ頼んだ」 「あたし携帯に10分遅れるってメール入れたんだけど?」 実際は35分だったけどネ 「ごめん。携帯、家に忘れてきちゃったんだ」 「あなたいつもそんなこと言ってませんか」 「ホントにね( ´_ゝ`) まあとにかく、飲み物だけだよ今のとこ」 「ふーん。 あたし何か食べたい」 「ならワタシも食べる」
で、メニュー開いて、両肘ついて、メニュー覗き込んでるナナ を覗き込んだじょりぃ。 そしたらひょいっとナナの胸元に視線がいっちゃいましてね。 その瞬間、目玉からはみ出すんじゃないかと思うほど瞳孔が拡大したあとに、慌てて目をそらしました。
だって
胸毛が!!( ´;゜;ё;゜;)
というのは表記通りの真っ赤な嘘でスミマセン。(しかし胸毛があっても同じ反応だろうなワタシ)
でも問題はとにかく、胸にあり、なんでございます。
いつも以上にデコルテの広く開いたチュニック着てきたんですがね、ナナ。 かつてより太ったせいもある、というか、そのせいだけだと思うんですが、襟ぐりから
「だっちゅーの 」(古い)
とゆー状態になった胸が、けっこうな面積で見えてしまっております。
こーーーれーーーはーーー。
困った。
いや、うれしい。
うれしいんだけど、それを上回る勢いで困っている自分がハッキリと、この地球上に存在しているわけですよ。 何が困るって、こんだけ見えちゃうと、顔見て話しながら、つい、目線が胸に落ちそうになるわけですよ。
いつぞやのときのような気まずい空気は避けたい。 とはいえ、いつぞやのとき(もう6年前ですって奥様!)は、ナナにまだ気持ちを打ち明ける前でしたから、まあ、ワタシの考えすぎ&自意識過剰だったかもしれないという救いがありますが。 今となっては偏執的かつ変質的なじょりぃの自分に対する気持ちを知っているナナなわけですから、「だっちゅーの胸」を凝視されていることがわかったら、これ、怖いんじゃないかなって思ったりするんですよ。 こと、エロに関しては引っ込み思案のシマリスのようなじょりぃではありますが、そんなキャラにおっぱい凝視されるのって、エロ満載人間に凝視されるより、ある意味怖そうです。
とまあ、ナナの心配はこのへんでさておきですね。(さておくなよと)
ナナはまだ、先ほどに引き続きイヤミ女なオーラをまとっていたのですが、だっちゅーのを見てしまってからは、ワタシ、イヤミ女にものすげーーーーやさしい人間に早変わり。 やさしい、というのは語弊がありますね。 骨抜き と訂正させていただきます。 さっきまで何か貼り付けたようだったワタシの笑顔は、今では重力に弱くなったようなだらしない笑顔に。 だらしなくなりながらも、念じます。
できるだけ 「だっちゅーの」を わたしに みせないで ください
(谷川俊太郎風)(どこが)
見たいんですよ。すごく見たい。 なんなら写真に撮らせていただいてもいい。あちらはいやでしょうけど。 もっと見たいー。見たいけどーーーー。
こんなに見たいと思ってる状態で胸を見ている顔をナナに見られてしまったらと思うと、こりゃもう「ダメ!絶対!」って、今が旬な話題であるところの覚醒剤なみにアウトだと思うんですよ。
自意識過剰でしょうかね。 でもワタシならいやだわー(´д`) 最初の1〜2回くらいの「あれ?見てる?」なら「ま、しょーがないか。ワタシの胸って魅力的だもんね☆」って思えるかもしれませんが(思うなよと)、ちらちらちらちらずっとそれを、しかも片思いされてる相手からされちゃったら、引きますわ。 なんなら胸に、目鼻口を描いておこうか? とな。
・・・まあ、ワタシが胸の開いたチュニック着ることなさそうですが・・・(´・ω・`) <着たいけど壊滅的に似合わない人
ということでですね。 せっかくの、「あんたいつのまにそんなに胸が大きくなるほど太ってたの?(最後ひとこと多い)」というナナのエロい胸元をですね、 ワタシはもう、見ないように見ないように、努力を重ねる時間なわけですよ。
しかし。 人間の心理というものは。
たとえば、 レントゲンを撮るとき「動かないでくださいねー」と言われると、カラダが勝手にむずむず動きそうになりませんか。 「なんか聞いちゃいけない話っぽいから、聞かないようにしよう」と思っていても、その会話ばかりが耳に入ってきてしまったりしませんか。 ナースの卵からお茶を受け取るときに、平静を装うとすればするほど、手が震えて茶碗と茶たくがカタカタ激しく音をたてたりしませんか。 胸を見ないようにしようとすればするほど、滝壺に落ちる小枝のごとく、視線がそこに吸い込まれていったりしませんか。
ワタシ、会話をするときは「ちょっと見すぎ」と注意されるほど相手の顔を、目を、見てしまうんですが。 でももちろん、たまに、ふいっと逸らすではないですか。 そういうときってたいてい、ははは、とか笑いながら、視線を下に落とすことが多いんですよ。自己分析なので傍から見ると違うかもしれませんが。
で、ははは、と笑いながらいつものように視線を落とすと、そこには「だっちゅーの」があって「ぎゃーーー!!!!」って思って慌てて大きく目をそらすじょりぃが2時間。 これねえ、ナナがワタシを見ていれば明らかに挙動不審だと思うんですよね。 しかし幸いなことにというか悲しいことにというか、ナナには「じょりぃの顔なんて見ないよ。見たくない」と言われておりますので、まあ、ほとんど気づかれていないんじゃないかなー!って思っているわけですよ。
思っていても「もし気づかれたら」と考えるとおそろしいので、「視線落としてぎゃーー!!」の他にも、視線を意識的に左右に振るとか、なんかナナの後ろにいる見えない人を見ているような目をするとか、いろいろと策を講じてみたりしたんですが、なおさら気持ちの悪い挙動不審な人になっていたかもしれません。
デエトのあとって、しばらくの間はナナの顔が「ぽ」と頭に浮かんだりしてにへにへと過ごすわけですが、このときは「だっちゅーの」が頭というより目の前に浮かんできてしまって、なんかバツ悪ぃーーーーと思ってました。 なんかですねえ、ちょっと不思議な感じなんですがー。 あれだけ思春期にワタシにとって「桃色の象徴」だったナナなのですが、ナナの性的な部分を直視することに、非常ーーーにやましさを感じてしまったのが先日のデエトだったんです。
なんで?????
もしかして、かつてナナが決めつけたように、ホントに「おかあさんに対する好き」、みたいになってきてしまっていたらどうしよう。 こわいこわいこわいそれはこわい。いやだーーーーーーー・゜・(ノД`)・゜・。
と、その数日は悩んだのですが、いまだにそのときのナナの胸を思いだしてはにへにへしている自分がいるので、まったくもって健全なじょりぃのようで安心いたしました。 当座はあまりにも「見てはいけない!」という自制が働きすぎたせいで、「とんでもない禁忌」として脳に刻み込まれ、数日間その呪縛にヤられてしまっていたのかもしれません。 ワタシがいかに激しく、ナナの「だっちゅーの胸」を見ないように戦っていたか、このへんからもおわかりいただけると思います。
その割には、6パターンくらいはくっきりと、だっちゅーのを脳内再生できるあたり、 まあ、じょりぃもなかなかちゃっかりしております( ^ ∀ ^ )
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