ナナとワタシ
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2009年02月16日(月) ワタシはナメクジになりたい

ほとんどろくに話をする時間もないような状態で解散した、先日のナナとの映画デートであったわけですが。

ワタシ、映画(レボリューナリー・ロード)を見ている最中から、ナナに「これってどうよ?」と意見を聞きたくてしかたないことがあったのでした。
なもんで、映画館を出てから車に乗るまでの短い時間でもって、ナナに質問してみました。



「あのさ、ええと、映画の中でさ、ええと、セックスシーンでさ」

「うん」

「いきなり挿入って、 あれってどうよって思ったんだけど」

「あはははは何考えてんだよ」



映画の中のセックスシーン、どれも前戯まったくナシ→いきなり挿入→いきなり射精→終了 だったんですよ。
もうワタシ、気になって気になって。
ナナはどう思うんだろうって、それも気になって気になって。
ていうか、それこそが気になって気になって。


「じょりぃがそのとき、何か言いたそうにそわそわしてたのは気付いていたけど(笑)」とナナ。 バレていたのか!Σ(゚Д゚;)カッコ悪!

「いや、マジでさ。気になっちゃってさ。
 あれって映画の時間短縮のためにああなったのか、それとも時代背景的なものなのか、とかさ。それとも単にあーなのか」

男性はみんな、スーツに帽子をかぶって仕事に出かけるような時代の話だったので、女性の性的快感はあまり重視されていなかったのかもしれない、ということが「時代的背景」というワタシの発言となっているわけですが。


「さあ? 感情がたかぶっていれば、ああいうこともあるんではないの?」 とナナ。ちょっと興奮しました。

「でもさ、別々のオトコでもって、どっちもいきなり挿入だったじゃん」

「どっちもたかぶってたんでしょ(笑)」 寛容なのねあなた。

「ええええええええ? でもさ・・・あんまりじゃんね?」

「そお? まあでも男の人にずいぶん都合がいい話ではあるよね(笑)」

「だいたい、いきなり挿入できるもんかいな」 受け入れ側の話です。

「人によるでしょ」

「気持ちいいと思えない」

「それも人と状況によるんじゃない?(笑) 
 それに女性にそーゆー欲望や権利があったかどうか、やっぱ時代背景的には疑わしそうだし」

「人によるの?」 <時代背景の話は無視

「さあ?(笑)」


「で、あなたはどうなの? いきなり挿入でも気持ちいいの? ちなみにワタシはイヤ」

・・・とは言えなかったんですが(°▽°)ワタシ清純可憐乙女だからー


でも「ワタシはイヤだな。いきなり挿入は」とだけは伝えました。
それだけでもナナにしてみれば「なぜあたしにそれを伝えるのか。キモイ」だったかもしれませんがー。


ナナはなんだかんだ言って、ワタシの自発的な生々しい話は聞きたくないらしく(今までもそう感じたことはありました)、
もちろん、自分の生々しい話なんて話すつもりはないらしく、この場も
「いいじゃんそんなのどうでもー。映画だよ映画」
で打ち切られました。


・・・パパと、感情がたかぶっているときに、いきなり挿入いきなり射精されたことあるのかしら、ナナ・・・。 <ものすごく大きなお世話の妄想(しかも世界に向けて)



ナナ。
ワタシはナメクジのようなセックスがいいな。(ナナの手を取り、潤んだ瞳で見つめながら告白)(気持ち悪さも格別です)

実際は小鳥のようにつつましく、なじょりぃですが。<じょりぃ定番台詞のひとつ


-----ナメクジのセクースとはどんなもんかと言いますと-----

ナメクジの配偶行動はすばらしいものである。
ペアはまず互いに輪を描いて旋回しながら、枝の先や壁の上に登る。
旋回する輪の大きさは、触覚で愛撫し合えるまで小さくなっていく。
この行動は90分間もつづくことがあり、両者はしだいに興奮するにつれて大量の粘液を分泌する。
それから、旋回運動により丈夫な粘液の糸をつくると、体に絡ませて、粘液の命綱にぶらさがる。
ぶらさがっている糸の長さは、45センチにもなることがある。
ここでナメクジは、頭からぶらさがっている、長くて青白いペニスの袋を突き出す。
(じょりぃ注:ナメクジは雌雄同体です)
さらに興奮すると、袋の外見は棍棒状から扇状に変わる。
このときは袋は絡み合わされ、ふたたび形が変わり、突出部分を発達させ、絶頂に達して精子交換が起こる。



文章じゃわかりづらいなーとおっさるあなたは、
この画像で理解を深めるとともに、気持ち悪がってください。

 愛の交歓中

扇状のペニスがぶら下がって絡み合ってるの、見えますでしょうか。
携帯で撮っちゃったからなー。見づらくてスミマセン。


(引用文・写真とも、デズモンド・モリス/アニマル・ウォッチング/河出書房新社)


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「とまあ、どうかな?ワタシとこんな具合に、ナナ(*´∀`*)」


と、聞いてみたとたんに会ってもらえなくなるような気がひしひしとするので、聞けません。




ワタシが「ナメクジのセックスってなんかエロティックでステキー」と思っているのは本当です。
そもそも、雌雄同体ってうらやましいですわ。セクマイを取り巻くめんどくさい状況を考えると。
それに、ペニス持っていても、挿入でなくて絡み合わせて感じ合う、っつーのが、人間社会におけるヘテロ的固定観念とは

なんか( ° ▽ ° )ちがう

て感じで、ナメクジの配偶行動のおおらかさと、ねちっこい官能に憧れるのであります。


ええと、それで何の話だっけな。
あ、そうか、ナナだ。
ここはナナワタだった。一瞬サモピンかと思った。


てことで、ナナ。


今度生まれ変わったら、一緒にナメクジにならない?(*´∀`*) <桃色に持ち込むための愛の告白はこんな感じでいいのかしら(°▽°)



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