ナナとワタシ
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2008年07月31日(木) |
久々のデエト というより、不機嫌 |
ワタシを眠らせてくれなかった仕事が一段落いたしまして。 このときの気分たら、もう最高でございますよね。 お仕事なさっている方でしたら、どなたでも覚えのある解放感かと思いますが。
で、にこにこしながらも、忙しかった間、なんかきっといろんな人に義理を欠いたり迷惑をかけたりしていたかもしれないなーなんて思いまして。 まあ、いちばん被害を被っていたのはきょんだと思いますが。 そんなこと考えておりましたら、は!と思い出したことが。
余裕のない日々だったとはいえ! アレが終わっちゃってたらどうしよう! そして慌ててメール。
ねえ、次女ちゃんのブラバンは、いつなのかな?
ええ、ナナに。泡食ってメール。
前回のナナワタにも書きましたが、 「次女ちゃんのブラバンのコンクール、もし行きたいようでしたら、わかり次第連絡しますね。」 と、ナナからメールもらっていたのでした。 が、忙しさにかまけて、今までコロッと忘れてましたよ!
次女ちゃん、中学最後のコンクールですし(ウソだろ!)(<いつまでもワタシの中の次女ちゃんは小2〜小4)、 これを見逃したら・・・
・・・見逃したからって、別になんだって話なんですが。 でも見逃したくないーーー。 中3の次女ちゃんが、ユーフォニウムをぶぉーぶぉー吹いている姿を見たいーーー。
しかし、ナナもワタシを放置しておりましたが、ワタシもナナを放置しておりましたし。 ワタシの放置は仕事上やむなく、ナナの放置はそれが通常モードと、放置の仕方に違いはありますが、それでも放置は放置の放置合戦。 もはや返事来ないかもー、と心配していたのですが。 さらに言えば「もう終わっちゃったよ」とか返ってきたらどうしよーーと心配していたのですが。
●日の■曜日。 時間は3時くらいみたい。 行く?
返事キタ━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!! しかもまだ終わってなかった!
行く!
と、すぐさまそれだけ返信。 たとえナナが行かなくてもいい。(忙しいらしいからあり得ます) ワタシだけでもいい。 会場が遠くてもいい。
次女ちゃんの晴れ姿を見たいのであります。
○○会館みたいだから車で行く? じゃあチケット買っとくわ。
チケット(・_・)
そうだそうだ思い出しました。 前回ワタシ、財布忘れてブラバン見に行って恥ずかしい思いをしたんでしたっけ。ァ'`,、('∀`)
よろしくです。 今度は財布を忘れないようにしますので。
ナナももしかしたら「同じ過ちを繰り返すんじゃねーぞ」と念押ししたのかもしれませんし。
そして
ママも行けるの?
ナナが行かなくても行く!と張り切ったくせに、やはり気になって最後に確認する、せせこましいじょりぃ。 しかも同級生のことママって呼ぶのホントに恥ずかしい。 恥ずかしいことばかり。 生まれてすみません。
行くよ。 末子も行くみたい。 めんどくさいぞ。大丈夫?
2時くらいまでにうちに来てくれれば間に合うよね?
やったーーー。ナナに会えるーーーー。 末子ちゃんにも会えるー(*´∀`*)
ま、まだ懐いてくれるかな末子ちゃん・・・。 でも「めんどくさいぞ」って言ってるってことは、きっとまだ大丈夫。大丈夫。大丈夫。<言い聞かせ
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・・・と、ここまで7/26に書いて、「なんだよこの話、オトしようがねえよ(´д`)」と、放置してあったのですが。 今日、上記のミッション・次女ちゃんのコンクールをクリアして参りましたので、せっかくなのでマクラとして使わせていただきました。
ナナが半端なく忙しい今。 子どもの吹奏楽発表会だろうと、コブつきだろうと、とにかくナナに会える!ということで、ワタシは朝から浮かれておりました。 というか、コブにもなかなか会えないこのごろですから、コブつきの方がよりうれしかったりするわけですが。
眉毛も整えたし、ヒゲも剃ったし(<最近掲示板でヒゲ話題が出たので忘れずにチェック)、久しぶりに髪もジェルで整えてと。 スキンケアも念入りに、と。(しかし肌の調子最悪) 久しぶりにコンタクトも入れてしまえー。
よし( ^ ∀ ^ )アタチカワイー <と思いこまないと出かけられません
なんてやってたら、家を出るのが少々遅くなってしまいまして。 でも相手はナナですし。 いつも焦って到着しても「ゴメン、ちょっと待って」と待たされるのが常ですし。 ということで、余裕で車を走らせ、それでも飛ばして5分の遅刻で済みました。
が。
玄関でワタシを出迎え、さっそくベタベタし始めた末子ちゃんに(うれしい(つд-。))
「末子っ。すぐ出なきゃ間に合わないから、もう車に乗ってて」<低い声でナナ
・・・今日に限って、時間に厳しい人になってるナナ・・・。 なんか、ものすごーーーーーーく、不機嫌そう・・・。
ひ、久しぶりだっつーのに。 なんてこった。
末子ちゃんにそう言ってる傍から、何かのっぴきならない電話が入ってしまったらしく、さらに出発まで5分延長。 ワタシはもう、ナナが怖くてしかたないので、「車に乗ってようか(´∀`;)」と、末子ちゃんを連れ、エンジンかけて待機。
車にやってきたナナに「や、やあ、久しぶr」「間に合わないかも。まずい」<しかも独り言風
挨拶くらいさせてよー(´;ω;)ろくに顔も見てねえっつーの
「ゴメンね、遅れて。・・・急ぐからさ(´∀`;)」 「ねーママー。末子、助手席に乗ってもいーい?」 「・・・・・・」
ママ、返事しろよ。 しかし、末子ちゃんは慣れたもので、にこにこしながら助手席に。 ナナは黙って後部座席に。
じょりぃのにこにこと華やいだ、前夜の掲示板に「うれしいなうれしいなうれしいな」とうれしいな三連発したキモチは、ここで一気にしぼみます。 ぷしゅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
で、ずーーーーーーっと末子ちゃんとオシャベリしながらのドライビングなじょりぃだったんですが。 後部座席では、授業に提出するのであろうレポートと資料を睨めっこしながら、無言の圧力をかけてくるフキゲンな人が。 遅れたのは悪かったけどさー、そりゃないだろキミー。 自分のいつもの遅れっぷりをかえりみてくれよと強く思いますが、言えっこないですそんなこと。
末子ちゃんの、わかるようなわからないような話に相づちを打ちながら、それでも後部座席のフキゲンな人が怖いので、車の間を縫って飛ばしまくるじょりぃ。 怖いのもありますし、次女ちゃんの中学最後のコンクールです。 間に合わなくて見られなかった、なんてことになったら、ナナも次女ちゃんも気の毒ですからね。責任重大です。
「じょりぃちゃん!もっと慎重にゆっくり運転してよ!アブナイでしょ!」
助手席からは正反対のプレッシャーがかけられます。
「あー、うん。 でもほら、急がないとさ」 「今何時ー?」 「2時45分」
「え?」 と、後ろから、怖い人。
「じゃあ、間に合うかもしれないの?」 初めて口ききやがった。 「うん。この調子で行けば、3時には間に合うかも」だって無茶したものワタシー(´д`) 「よかったーーー。 でもね、3時より早く順番来ちゃうかもって言ってた」 「そういうの、事前に言ってくれないかなーーー!ヽ(`Д´)ノ」 「あはははは。 3時でも間に合わないかもねーって、昨日言われたんだよね」 「だから、そういうの、ちゃんと言っておいてよ!わかってるなら!もーーー」 「あはは。そうだよね。でもこの調子なら間に合うかなー」
間に合うかも、と思った途端にしゃべり始めましたよこの人。 しかも今までむすーーーーっとして、一度も会話に参加しなかったくせに、急に末子ちゃんの話にもゲラゲラ笑いながらツッコミ入れ始めました。 ワタシにも「この話のマヌケちゃんて言うのはねぇ」なんて、末子ちゃんの話に解説してくれるほどのサービス精神を発揮。 何よそのゴキゲンっぷり。
しかしワタシはといえば。
早めに見積もって3時ってことにしたんだろう、と思いこんで運転しておりましたので。 3時でも間に合わないかも、しかも繰り上がるかも、なんて聞いてからは、もう焦る焦る。 しかもこの会場、駐車場が狭くて、たぶんおそらく絶対死んでも車なんてすぐに停められないんですよ!
やれ、会場が見えてきましたよ。
「ねえ、ママと末子ちゃんは会場の前で降りちゃって、ホール入りしちゃって。 ワタシは駐車できるところ探して後から行くから、マナーモードで携帯メールのやりとりだけできるようにしておいて」とワタシ。 「え?いいの?」 「うん。ワタシ間に合わなくても気にしなくていいから。とにかくふたりは入ってて」 「ありがとーーーン(*´∀`*)」
10分前までと同じ人間とは思えない、甘え声での「ありがとー」。最後に小さい「ン」まで入ってやがりますよ。 キミよく恥ずかしくないね!
で、結局、ワタシもなんとか車を停め、席に座ったら次は次女ちゃんたちの演奏でした、というギリギリセーフで間に合いました。 ワタシえらい!
・・・長くなっちゃいそうなので、今日のところは 「姫さまのフキゲンが、じょりぃ下僕の大活躍により恥ずかしいほどゴキゲン回復」という、オチ切れないところで締めまして、「つづく」にしたいと思います。
しかしまあ、たまーーにしか会えないというのに、 心おきなくフルスロットルで不機嫌になっていたナナを、なんだかうれしく思ったのも事実だったりして。 と、無事にキゲンが治ったので思えます( ´_ゝ`)-3ヤレヤレ
次回はじょりぃの愛(と書いてエロ)が試されるお話であります。(大袈裟)
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