ナナとワタシ
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2007年08月06日(月) 呪いのビデオふたたび

ナナと長女ちゃんとドライブ中の話です。

「じょりぃちゃんて、怖い話、好き?」と長女ちゃん。
「うん。好き好き。仕事そっちのけでいつもネットで読んでるよ!」
「仕事しろよ」<ナナ

「えー。ネットってどんな話があるの?教えて!」と長女ちゃん。
「いやそれがさー、いっぺんに何話も読み過ぎるんで、話が全部ごっちゃになってひとっつも覚えていないんだよね」
「役にたたねー(´д`)」 16歳ごときに役立たず扱いされました。

長女「ねえ、ラブホって、出るの?」
じょ「出るよ。ラブホ幽霊の話はよく載ってる」
長女「えー?どんなの?」
じょ「怖いよー?(笑) 聞く?」

しかし、何ひとつ覚えていないので、ありがちな話をしてやることにしたじょりぃ。

「その部屋に泊まってコトに及ぶと必ず、知らぬ間にコンドームに穴があいているという怪奇現s」

「ちょっと(怒)」

お母様からストップがかかりました。
すごく怖い話だと思ったのに残念です。

ワタシの記憶力があてにならないのを察した長女ちゃん、自分の話を始めました。

「あたしの友だちがさー、呪いのビデオに関する怖い話を読んだんだってー」
「呪いのビデオ?(笑)『リング』じゃなくて?」
「リングじゃないんだよね。なんか、実在する呪いのビデオの話」
「へー。でもリングみたいなビデオが実際あったらマジ怖いよね。
 ワタシ初めてリング見たとき『こえーーーー!』って思ったもん」
「だよねー」
「ねえ、長女ちゃんさー、もし呪いのビデオを友だちが手に入れて、みんなで見ようよ!ってことになったら、見る?」
「やだやだやだ!絶対見ない!」
「見なきゃもう仲間じゃねえよとか言われても?」
「見ない。怖いもん」
「で、仲間は全員死んで、長女ちゃんだけ助かる、と」
「うん。それでいい」
「で、『おまえだけ生き残っているのはおかしい』とか警察に目を付けられ、犯人扱いされ追われるハメに(笑)」
「(笑)それでも見ない!」

よしよし。正しい判断だよ長女ちゃん。

「でもさ、もしリング的ビデオ見ちゃったとしたら、誰かに見せちゃえばいいだけのことじゃん(・∀・)b」

正しく生きようとしている青少年に、「自分さえ助かりゃいい」という道を指し示すじょりぃ。

「そっか(笑)」素直な長女ちゃん。
「なーんてワタシが入れ知恵して、ある日突然長女ちゃんから『じょりぃちゃん、このビデオ見て』とか渡されちゃったりしてね(笑)」
「あたしじょりぃちゃんにそんなひどいことしないよー。普通できないよね?」

なんていいこなんだ長女ちゃん(*´∀`*)

でも。
キミの母親はどうかな?
ということで、ナナに話を振ってみました。


「あなたなら真っ先にワタシに持ってくるでしょ、呪いのビデオ」


ナナの答は


「当然でしょ(冷笑)」



(°▽°)デジャヴを見た気がしました。

どうやらワタシは呪いのビデオから逃れられない運命にあるようです。


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