ナナとワタシ
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2005年10月01日(土) チョコレート工場でデエト

ナナと久しぶりに映画デエトして参りました。
観た映画は「チャーリーとチョコレート工場」でございます。

ナナと映画デエトなんてすごく久しぶりで自分的には大ニュースなので、あちこちにメールの返事ができていないくせに日記の更新なんてしてみてしまいます。


で、なんていうんですか。
一時は「ああ、もう終わったな」と思って心が離れてしまいましたが、
ワタシはやっぱりこの人が好きだなあ、ステキだなあ、他では代わりがきかないなあと強く思いました。

や、ナナでなくて、ティム・バートンに対してですが。


そして。

もうずーーっと好きだけど、最近家庭づいちゃっておとなしくなってきちゃってつまんない人間になってきちゃったなと思っていましたが、ワタシはやっぱりこの人が好きだなあ、とやはり強く強く思ったのですよ。

や、ナナでなくて、ジョニー・デップに対してですが。


そして。

この女、やっぱムカつく。
前は良かったけど最近はホント嫌いと思いました。

や、ナナでなくて、ヘレナ・ボナム=カーターに対してですが。


ナナは相変わらずでございます。


約束の時間ギリギリに到着したワタシは、シネマフロアに急ぐべくエスカレーターをしゃかしゃかと登っておりました。
ら、携帯が鳴りまして。ナナです。

「もしもし?」とワタシ。
「遅れます」
「は?」
「遅れる。ゴメン」

やっぱり( ´_ゝ`)

「今どこ?」
「あーー?・・・・陸橋の上」

わからねえよ。

「チケット買っちゃっていい?」

確認しないと、こちらに到着する前に「気分が乗らなくなった。間に合わなそうだし。帰る」とか言い出しかねませんからねこの人だけは。
「お願いします」ということで、とりあえず観る気はあるらしい。

結局始まる時間になってから現れたナナ。
にこやかに椅子から立ち上がり「じゃ、急ごうか」と言おうとしましたら「ゴメン。トイレ」

( ´_ゝ`)

ナナのトイレの時間を利用して、コーヒーを買おうと列に並ぶじょりぃ。
持ち込み禁止で、ここでしか買っちゃいけないくせに、バイトの数も少なくオペレーションも悪いのですよ。
次はワタシの番、という時になってナナがやってきまして。

「何か買うの?」
「あー。コーヒー飲みたいかなと思って。いらない?」
「いる」

で、映画観まして。
ワタシはもう、心の中でうきゃうきゃ言いながら堪能したんですが、これ、ナナはつまんなそうだなーと思っておりましたら。

映画終わるなり「眠い」と。
「つまらなかった?」
「おもしろいけどさ・・・もっと不幸になってくれたり毒があったりしてくれないと」
「(笑)毒はあったじゃん」
「んー。 物足りない」

そうですか。

「眠い」ふたたびナナ。
「どうしようか」
「ここのスーパー、まだやってるの?」
「24時間だから」
「じゃ、買い物する」
「建物の反対側だから、いったん外に出てだいぶ歩くようだよ?」
「いいよ」

ええと。 ワタシの都合は?

「買いたいものがあるの?」
「別に。ぶらぶらしたいだけ」

ワタシの都合は?
とよほど訊いてみようかなと思ったんですが、答はわかっていたのであえて訊きませんでした。

予想される答「帰りたければ帰ればいーじゃん」  むなしい

で、無意味にスーパーをぶらぶらしまして。
ワタシも眠い。 もう2時半をとっくにまわっているし。

ナナは少し買い物をしまして、店の外に出ましたら今度は「コーヒー飲みたい」と。
「自販機あるけど」
「缶コーヒー嫌いなのっ」
「ええとじゃあ・・・」
「おいしいコーヒーが飲みたい」
「この時間に?」
「フツウのでいいよ。さっきのみたいにまずくなければ」

さっきのコーヒー、ワタシがおごったんですけどねお嬢さん。

結局「このへん店ないよ。ちょっと行けばあるけど、キミ、そこから自力で家に帰れなそうだし」ということで、コーヒーはあきらめてもらい。
ナナの車まで送っていって「じゃあね」と別れようと思ったら今度は「ねえ、道教えて」と。
自分ちに帰れないのかおまへは。

よくよく聞いてみたら、「今度○○へ行くので、あたしの職場からどう行ったらいいか教えて」と。

こんな夜中に( ´_ゝ`)

あとでファックスするから、と言ってみたんですが、敵は許してくれません。

これはアレじゃないんですか?
スーパーに行きたがったことといい、コーヒー飲みたがったことといい、道を知りたがっていることといい。


あなた、ワタシと一緒の時間を引き延ばそうとしてるんじゃないですか?


と、危うく思ってしまいそうになりましたがそうでないのは知っています。
だいたい、ワタシの顔なんてあの人ほとんど見てませんし。
ああ! 見ると恋に落ちてしまいそうで怖くて見られなかったんですねきっと。(棒読み)

と、ワタシがどんなに自分に都合の良い妄想を炸裂させたところで、
ナナの口から出てきたのはひたすら「ジョニー・デップかわい〜」だけだったわけですが。( ´_ゝ`)フンッ



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