ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2005年03月31日(木) 卒業できませんでした

そわそわそわそわそわそわ。


いじいじいじいじいじいじ。


うじうじうじうじうじうじ。


しょーーーーーーーんぼり。




うっとうしい字面が並んでおりますが。
最近のワタシの心情をくどくどとやってみました。
こういうアピールが大好きなじょりぃ23歳。
もし初めてここをご覧になるかたがいらっしゃいましたら、この年齢は信じないでください。

まあ、とにかく落ち着かなかったのでございますよ。
原因は前々回のナナワタで書いた、コレ↓


もしかして。ナナ。
ワタシと遊びたくないのかしら。
ていうか、ワタシとの時間を作るということに、ナナが重きを置いていない、ということです。



勝手に考えていると言われればそれまでですが。
勝手に考えて、勝手にかなり落ち込んでいるワタシ。
でも、この「もしかして」って、けっこうこたえます。

ここでしつこくするとかえって嫌われるだろうな。
と思いつつ。
自分勝手な不安のせいで、どうにも落ち着かず、どうしてもナナの声が聞きたくなってしまったじょりぃ。
話してみればなんてことないことかもしれないですし。

よし。
ということで、ナナに「今、話せない?」とメール。夜の11時半過ぎに。迷惑千万。NC旋盤。
「いいよ」ということで、電話タイム。 どきどき。


「あー。うーんと。  どうしてるかなと思って」とワタシ。
「(笑)元気だよ。 そちらは?」
「うん。元気」
「寝てるの?」 ちゃんと睡眠は取れているのか、という意味でしょう。
「うん」<テキトウ


無言。   どうしよう。


「温泉、ごめんね」 とナナ。
「いや。しかたないし」
「なんか、期待させておきながら、結局行かないことになっちゃって」
「うん。さびちい」 なにがさび「ち」いだよ気持ち悪いです。
「ごめんごめん。あたしも行きたかったんだけど」

この後、事情を聞いてみましたら、なるほど無理もないなと納得したじょりぃ。

末子ちゃんを預かってくれそうだと見当をつけていたところ、すべての反応が感触が悪かったらしく。

「みんな、イヤだとは言わないんだよ。てか、言えないのよ」とナナ。
「うん」
「でも、『あれ?迷惑なのかな?』って感じちゃったらさー」
「頼めないよね(笑)」
「うん。頼めない」
「のっぴきならない事情で、とかならまた別だろうけど、遊びに行くんだもんね」
「そうなのだよ。自分が遊びに行くのに、頼めないよー」

なので、「すごく気が進まなかったけど、末子連れていこうかなと思った」らしいのですが、
「そしたら長女がいじけた。なんで末子だけなわけー?って」 と。

「長女ちゃんも一緒に連れていっちゃえばよかったのに」
「誘ったんだけど、それはそれでイヤみたい。別に行きたいわけじゃない、とか言っちゃってさ」
「ふむ」
「長女の気持ちがもう少しおちついてれば良かったんだろうけど」
「子ども3人、みんな連れてっちゃえばよかったじゃん」
「あたしがイヤだー」
「そお? ワタシはかまわないけどな」
「子ども全部連れて行くなら、パパと行く」
「あっそ」

どうも声が不機嫌になったらしいじょりぃ。

「だって、じょりぃに気を使うもん」
「何を今さら(笑)」
「とてもそうは見えない自信があるけど、あたしはこれでもあなたに気を使っているんです」
「それはどうもです」
「子供達に振り回されつつ、じょりぃの顔色うかがっているんじゃ、あたしはへとへとになっちゃいますから」

すみませんねえ。
日頃とてもそうは見えなかったもんで。


しかし、陳腐ですが。
行く気はあったんだな、ということがわかって(「じょりぃと一緒に」かどうかは自信がありませんが)、ホッとしたワタシ。
既にリベンジ旅行も考えていてくれているみたいですし。(いつになるかあてになるかわかりませんが)


「よかった。話が聞けて」とワタシ。
「そうなの?(笑)」
「落ち着かなかったんだー」
「なんで?」
「なんか、立て続けに断られてたから、もしかしてワタシと会いたくないのかなとか思ってさ、
 心細かったらしい」
「会いたくないって?」
「うん」
「心細かったのか」
「うん」
「(笑)弱っちいなあ」
「スミマセン」

「弱っちい」は方言でしょうか。
ワタシはこれ、ナナによく言われます。
ナナがワタシに「弱っちい」と言うときは、「しょうがないなあ☆かわいい」という意味合いはまったくなく、

「しっかりしてくださいまったくもう」

という叱咤のみの意味合いであります。
弱虫毛虫挟んで捨てろ、という罵倒代わりでございます。

でもそれにしたって。
ナナも口が足りません。
きょんもそうなんですが、こういうときのこの人たちって、言い訳が長いワタシと比べて(最低だなワタシ)、潔すぎというか、弁解とか説明とかを請われるまでしないのですよねえ。
で、いつもこじれたりケンカになったりします。って、ワタシが悪いのかしらきっとそうですね。


それにしても。
声を聞けただけで、ワタシの中のつまらない疑いが解けただけで、ワタシはもう、嬉しくて嬉しくて。
久しぶりにゆっくりとナナの声を聞いておりましたら、大変幸せな心持ちになりまして。
さらに言わせていただければ「何かいやらしい言葉を言ってくれないかな」というわけのわからない欲も出てきたのですが、さすがにそれは言い出せませんでした。すごく言ってほしかったんですが。
ひたすら弱腰で、にこにことナナの話す話を聞いておりました。

と謙虚なフリをしつつ。

「なんかさー、体型も変わってきちゃってさー、確実に40代が近づいているね」と言ったナナに対して
「年取らないで」と、無茶苦茶な要求を言い渡すじょりぃ。
「取るよー(笑)」
「取らないでよー」
「取るって」
「いつまでも若く美しくいて」
「無理だって」

自分のモノでもない人に、なんてあつかましいお願いをしているのでしょうワタシ。


まあとにかくですね。
結局旅行に行けないのは同じなんですが。
ひとりでまた上がったり下がったり大騒ぎしたわけなんですが。
「ナナを卒業するチャンスかしら」なんてヒロインぶっていたわけですが。

卒業できませんでした('-^v)
そんなこったろうと思ったよですかそうですかそうでしょうね。


ナナも甘いな。
もうちょっとで、じょりぃという憑き物を厄介払いできたというのに。

は。
憑き物と言えば。煩悩。
「と言えば」というほど関連性はなさそうですが。


「太っちゃってさー。がんばって痩せないと、末子の入学式にスーツが着られない」と、一緒にサウナに行ったときに嘆いていたナナだったのですが。

「そういえば、やせたの?」とワタシ。
「やせない。どうしよう。困った」
「スーツ、着られるの?」
「着られない(笑)」
「どうするのさ」
「細身の、カラダにピッタリするヤツはあきらめました。
 ひとつだけゆるめのがあったので、不本意ながらそれを着ていきます」
「ふうん。
 でも、そのまま太り続けてしまえば、ワタシの煩悩はなくなって良いかも」

言ったあとに、「しまった余計なこと言っちゃった」とは思ったのですが。
一度出た言葉は取り消し不可能らしいんですよね、地球って。

「煩悩?」と、怪訝そうにナナ。
「なんでもない」
「なに? 煩悩って」

ワタシの意味合いとしては「ナナを好きで、ナナを見てるとぽーっちなっちゃうという、ナナにとってはいらない邪なもの」というものだったのですが、これを説明するのは恥ずかしいし、なんだか卑屈すぎます。
なので
「ゴメン、忘れて」
「・・・ふうん」<不審そう
と、話を濁してしまったのですが、あとで考えてみたら

煩悩 = ナナのカラダを見て邪な妄想をしている魂

とも受け止められるよなと思い(ていうか、そっちのが自然?)、しまったーーーホントに余計なことを言ってしまったーーーと後悔中です。


ナナ。
そんなにいつもいつもあなたを見て邪な妄想してるわけではありませんから。
ホントにたまーーーーーーーにですから。
いや、 たまに、 くらいですから。
いえ、正直に言えば、頻繁に、くらいですから。


どっちかというと、一緒にいないときのほうが妄想が激(以下自粛)


と、ナナの知らぬ場所で虚しい主張を試みる、相変わらす不毛で愛くるしいじょりぃでありました まる



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