ナナとワタシ
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2004年09月29日(水) |
それでも愛なのであーる |
今日ナース服が届くかも、と期待していたのですが、届きませんでした。 シラけさせてしまってどーもスミマセン。
さて、実は昨日もナナが夜遅くにウチに来たのでございます。 もちろん、ワタシに会いたくてきたわけではなくて「ネットで調べたいことがあるからパソコン貸せ」ということでございます。
で、前回と同じようになっちゃんの机に座ってもらって。 座った途端「ジュース飲んでいい?」とナナ。
今日は、自分の分しか買ってきてないみたいです。 パソコン使用料としてジュースくらいワタシの分も買ってきて欲しいです。
「ゴメンね、忙しいんでしょ?」とナナ。 「んー、まあ、フツウに。 でもワタシは仕事してていいんでしょ?」 「う・・・でもほら、 あたし、 自分でちゃかちゃかいじれないしさ」 「ああ(笑)。 いいよ、遠慮なく訊いてくれて」
ホントに遠慮なく訊かれました。 少しは遠慮してください。
今日は「調べたモノをプリントアウトして持ち帰りたい」という希望がナナの方にありましたので、余計にワタシの出番が多くなってしまったわけですが。 席について仕事をしはじめると、「ねえ」。 教え終わって傍で様子を見ていると「あ、いいよ、仕事して」。 しっしっ、てな感じで。 じゃあ、と自分の席について企画書をまとめ始めると「あ、ちょっと」、「これってどう思う?」、「ね、これ見て。きゃはははは」。
あきらめました、仕事。 もともとこの人のこーゆーわがままなところが好きなワタシなんですから、さして腹も立ちませんが。 仕事は困りました。 でもそれも毅然とした態度を取れないワタシが悪いんですからね。 はふー。
とまあ、今さらこの人のわがままっぷりはいいとして。
結局仕事にならないので、ナナがいるうちはあきらめよう、と覚悟。 本格的にナナの手伝いをすることにいたしました。
なにしろキーで文字入力が難儀なナナですから。 検索ワードをナナがつらつら言い放つのを、ワタシが横から腕を伸ばしてキーをカタカタと打ちます。
超☆接近。
どさくさにまぎれて、間違えたふりして胸でも触ってやろうかこのやろうとも思いましたが、 どうしても生まれ持った貴族的な品性がワタシの欲望の邪魔をいたします。 と、そこまでエラそうに言わなくても、フツウの人はそうやすやすと他人の胸には触りませんが。
仕事はできなくてホントに困ったんですが。 この作業ったら、先日も書きましたが、接近するんですよねえ。 こんなにあたりまえのように、ナナと接近することができるようになるとは。 いつも「あいだにもう一人分」あけて並んで座っていたふたりだったというのに。 こう、「なにげなくキスできるシチュエーション」なんつーものがあるとしたら、今、まさにチャンスの嵐です。 ワタシが腕を伸ばしてキーを打つ、その肩越しに画面をのぞくナナ。 そのままワタシ、ちょいっと首を曲げれば、もはやちゅーですよちゅー。
ねずみ?
と、自分でもわけがわからなくなってますが。
しかしワタシ思ったんですけどね。
ナナとワタシって、もし相思相愛になっても(なれませんけどーーー)、キスとかしないんだろうなと。 もちろんその先なんて、言わずもがなです。
そんなアホな、と思われるかもしれませんが。
そもそもナナはマジメですしそういう点では。 パパがいるのに、キスなんて、おまけにパパを抜きにしたってワタシを好きになることすらちょっと考えられません。 ワタシもワタシで、今このように、一人で勝手に「ナナ、ナナ」と盛り上がっている分にはきょんに対しての罪悪感もさして持っていないんですが(持てよ)、これ以上の関係になってしまったら、やっぱりバランスが崩れます。
「モラル的に、ダメよ!そんな!」というご立派な考えではなく、ナナもワタシを好きになって先に進むような事態になると、きっとワタシ困るんです。 保身。 自分勝手。 一回死ね。
でもワタシの気持ちだ。 何が悪い。 と、ひとりで開き直ってみましたが。
「ワタシのこと、好きになって!」と、何かにしがみつくように願う、ナナへのこの気持ち。 と同時に、「ずっとこのままがいい。ワタシのこと、好きになっちゃダメ(ずうずうしいです)」という気持ち。 両方がワタシに存在します。
なんなのですかねこれは。
それってホントに好きじゃないんじゃないの? と、思われても無理なさそうな。
しかしそれでも。 ワタシの全細胞でもって、ナナ、ナナともううるさくてしかたないのであーる。 それがもう20年以上続いちゃっているのであーる。
ワタシにとって一番都合のいい展開。 それは
「ナナがワタシをメチャクチャ好きになって、でもそれをワタシに伝えないでいてくれるけどなんとなく伝わっている」というものであります。
保身。 自分勝手。 一回死ね。
しかしそれでも。
それでも愛なのであーる。 愛しくて愛しくてしかたないのであーる。
そしてそれでももちろん キスしたいとか胸に顔をうずめたいとか○○したいとか××××したいとかもうキリなく思ったりもしているのであーる。
ナナがパソコン買ってネットを始めるか、 ナナとワタシがキスしてしまったら、 ナナワタは 糸冬 了 でございます。 どちらもワタシの処理能力を超えてしまいますので。
しかし絶対「キスしてしまったら」バージョンはないであろう。 と、ビューワー様が全員一致で思ったことはわかっております。('-^v)
ふ。
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