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2005年01月02日(日) プロ野球は、昭和末期のプロレスになる!

あけましておめでとうございます。

去年はこの日記、サボりにサボって20回しか更新していない。
つまり月2日も書かなかった。
期待して読んでる人はいないにしろ、
自分自身として、もう少しマメに書かないと、日記を持ってる意味がない。
というわけで、今年は大いに書きます!
・・・せめて月3日ぐらいは・・・?

さて、
その新年最初の日記、何を書こうかと思ったが、
政治の話は飽きたし、
痛ましい事件・世相の話ももうウンザリ。
そこで、私は野球ファンなので、それについて触れてみる。
と言っても、あまりl明るい展望にはならない。

私は昨年を「プロ野球崩壊元年」と位置付けている。
バカ選手会のストという暴挙で、
経営側の球界再編という合理的判断は潰え、
今年も無意味な12球団2リーグ制が存続することになってしまったからだ。

尤も、私は1リーグ制がいいとも思っていない。
しかし球界は1リーグ制でドカ貧なら、2リーグ制でもジリ貧、
つまりどっちにしろもう先は長くはない。
だったらなるべく早くガラガラポンした方が、次の展望を描き易い。
だらだら現状維持で老衰していくことこそが最悪なのである。
そういう意味で球界再編を支持している。
三木谷だの孫だの、成金フゼイが参入したからと言って
プロ野球の人気落ち目はどうにかなるものではない。

この頃のプロ野球を見るにつけ、
昭和末期のプロレス衰退が重なって見える。
当時、何をどうやっても、どんなテコ入れしても
プロレス中継の視聴率は下落の一途を辿り、
遂にはゴールデンタイムでの放映打ち切りとなった。
もう、大衆のニーズに応えるコンテンツではなくなってしまったのだ。

以来、プロレスは、一部のマニアに支えられるのみで、
国民的娯楽の地位は失って今日に至る。
馬場、猪木、そして鶴田、長州・・・
彼等は老若男女、誰でも知っているスターだった。
しかし今、マニア以外で、プロレスラーの名前を知っている人がいるだろうか。
プロ野球も近い将来、確実にそうなるだろう。
少なくとも、野茂、イチロー、松井など、メジャーリーガーは知られても
日本球界の選手はあまり知らないという時代が現に来ている。
私は日本プロ野球が完全崩壊するとは思わない。
ただ、生き残る道はおそらくメジャーへの選手供給源、
すなわち、マイナーリーグ化の道であろう。


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