Memorandum
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2004年12月27日(月) だから中国は嫌われる

内政では、構造改革は道半ば、景気回復もならず、
そして外交でも、日米関係は良好だがイラク問題が未解決、
更に北朝鮮問題も手詰まりと、最近あまりぱっとしない小泉内閣だが、
ただ、その中で唯一の成果は、日中関係の「悪化」であろう。
尤も、「悪化」とは中共及び中共シンパの視点から言えることであって、
日本にとって正しくは「正常化」と言った方がいい。
ことあるごとに「反省と謝罪」を強要され、
ODAで莫大な金を毟り取られ、
その金で作った核ミサイルの標準を向けられ、
東シナ海を主権を侵害され、
反日教育といわれなき誹謗中傷宣伝を繰り返されながらも
中共のご機嫌を取り言いなりになり続ける、
これが今までの友好関係とやらの実態である。
勿論、隣国である以上付き合いは必要だが、
中共が今や世界最大の全体主義軍事独裁国家であることを忘れてはなるまい。
よく、「小泉はアメリカのポチ公」だとか揶揄するのが好きな人がいるが、
だったら、己れが「共産主義の犬」である醜さを認識した方がいい。

さて、その中共と対立する台湾の李登輝前総統が今日、来日した。
これに中共は報復措置をちらつかせ日本を恫喝している。
だがこうした言動は日本人の反中意識を高めるだけの結果に終るだろう。
「22才まで日本人だった」と語り、今も日本を愛している李登輝氏と、
口先だけの「友好」でしかない中共のどっちが支持されるか、明白だ。
中共は「台湾武力解放」をいまだ公然と口にしている。
浅沼稲次郎の言葉をもじれば、「中共の軍国主義は日台共同の敵」なのである。


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