Memorandum − メモランダム − 目次|過去|未来
福島社民スタート、党勢回復の道筋示さず >しかし、福島氏が選出された両院議員総会では、反発も相次いだ (略) >人選の中心となってきた中西氏はこうした発言に怒り、 >部屋を飛び出す場面もあったという。 中西って爺さんは、キレやすい最近の中学生か。 それにしても、この党は、社会党時代から選挙は弱いくせに 内部抗争だけは得意だったが、 こんな小さくなってもまだ同じことをやっている。 そして土井たか子の独善的なること、まるで昔の協会派並みである。 昨日の朝日新聞は「社説」で土井辞任を惜しみ、絶賛しているのだが、 その中で次のような土井の言葉を紹介している。 「私は変わらないのに、初めは右だといわれ、 いつの間にか左だと言われています」 確かに、土井は昔、社会党では右派に近いと見られていた。 それがいつのまにか左になってしまったのは、 世の中全体が右寄り・・・ というより、今まで左に寄り過ぎていた風潮が やや真ん中に戻ったせいだが、しかし、そればかりではない。 土井自身、自分の信じる「正しさ」というものをただひたすら 他人に押しつけるだけで何も反省しないという点で、 昔批判して来た社会党の教条主義者たちと全く同じになってしまった のである。 つまり憲法信奉、そして「ガンコに平和!」って、それは、 マルクス・レーニン主義信奉で「ガンコに革命!」だった向坂逸郎の姿勢と 結局何も変らないのである。 衆院選、負けは負け=民主・小沢氏 >民主党の小沢一郎旧自由党党首は16日午前のテレビ朝日の番組で、 >衆院選結果について「負けは負け。率直に認めて今後の対応を考えなければ >ならない」と述べた。小沢氏は「(民主党の)政策の3分の1は玉虫(色)。 >政権を任せてくれと言っている以上、あらゆる問題で結論を出していないと、 >同じ玉虫なら国民は自民党を選ぶ」と指摘した。 小沢一郎は、言うことはいつも殆ど正論である。 この分析は全く正しいし、民主党で率直に「敗北」を認めた幹部は 小沢独りである。 ただ逆にいうと菅、岡田ら現執行部は負けを認めずに責任問題から 目を逸らし、小沢がだけそれを口にしているということろに この党の致命的欠陥がある。 つまり、小沢がこう発言するからには、これから党内で事を構えて ひと悶着起こそうという前触れに違いないと見なされるからである。 たかが177議席で勝利に奢っているようでは、次ぎの参議院選挙は負け かと言って、小沢が火種で問題提起して党内抗争に発展すれば・・・やっぱり負け。 この党の展望は、どっちに転んでも、あまりぱっとしない。 やはりここは、社民党との合併を実現し、 参議院選挙では菅、小沢、土井の夢(悪夢?)の「三枚看板」(3フレッチェ?) しかないのだろうか・・・? (西村慎吾と、裁判を終えて戻って来るであろう辻元清美との組み合せなんかも 面白そうだ)
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