本日の朝日新聞を見た人は多分、仰天しただろう。
なんと都合3面にわたって、拉致事件についての報道の検証、
という名の、実は言い訳の大特集。.
先日も讀賣の朝日批判にブチ切れ抗議したり
http://www.asahi.com/national/update/1224/033.html
朝日もいよいよ辻褄の合わなくって来た反日路線の取り繕いに必死の様相である。
今更言い訳に紙面を費やすなら、ついでにできればかつての中国の文革、カンボジアのポルポト派、
そして北朝鮮報道全体の検証もしてもらいたいものだ。
マスコミという奴は、決して自己の誤りは認めない。「無謬性の神話」に固執する事においては、
社会主義独裁国家並みである。
あの「珊瑚事件」でも朝日はとことん追い詰められるまでしらを切って逃げようとした。
その醜さは忘れもしない.
政治は選挙で国民の審判を仰ぎ、かつ国民の付託を受けているが、
社会の木鐸を自称するマスコミは誰からも委任されていないくせに
権力の監視と称してその実、横暴三昧である。
その横暴に都合の悪い個人情報保護法等三法案をメディア規制法呼ばわりして
潰した事は記憶に新しい。
マスコミも抵抗勢力である。自浄能力があるというつもりなら、
まず、あの悪名高い記者クラブという既得権益を自ら返上してはどうか。
まず、カイよりはじめよ、である。
また、朝日の政治面には、「小泉政治」の1年を検証する記者座談会も掲載されている。
.その中の、デマゴーグ早野透の発言、
北朝鮮問題に触れて、次のように述べている。
「ひとつの方向にのめり込んでいくメディアの体質に危うさを感じざるを得ない。
自己反省が求められる」
朝日お得意の「のめり込んでいく」がでたのも噴飯だが、例によって、
自分たちに都合の悪い世論が大勢を占めると「危うさを感じる」と.言うご都合主義。
ならば朝日は、常に「世論一色に染まる」自体を警告してきたのか??
70年代、中国と国交回復、平和条約締結を国益を度外視してもとにかく進め進めの一点張りで
中国ブームの世論を演出し、それに「のめり込んで」たのは何処の新聞??
拙速を危ぶむ声を反動呼ばわりして抹殺したのは何処の新聞??
あるいは、つい先年、世論をタテに森首相を引きずり降ろしたのは誰??
ありもしない韓国ブームを今年デッチ上げようとしたのは何処??
これらを一度でも朝日は危ういと言ったか??
「自己反省が求められる」等と他人事のようだが、
言い訳大会に3頁も使う余裕かあるなら.自分たちこそきっちり自己反省しろと言いたい。