世界史2 2005年10月11日(火)

赤点を取ったこともある世界史嫌いをなんとなく克服するために『人間ものがたり―石器時代から現代までのわたしたちの歴史』(ジェイムズ C.デイヴィス/訳・布施由紀子/日本放送出版協会)を読み始めました。
今日読んだのは、「2 大河の流域に集う」で、1で地表をうろうろしていた人類も一カ所に定住するようになり、やがて大きな河の周辺に文明を築き始めるというあたりです。
なにぶんにも狩猟生活から文明の萌芽まで二十数頁ですので、ついさっき原人だった人類はもう文字を使えるようになりましたが、そんなことよりも、今回一番印象に残ったのは、アルプスで冷凍された状態で発見された通称アイスマンという有名な原人についての記述です。
彼の発見は当時大きなニュースになりましたし、その後の詳細な調査レポートなども知っていましたが、「数人の女性が彼の子を産みたいと申し出てきた」という事実は初めて知りました。
冷凍マンモスも、細胞を使ってクローンを作る研究が進められているといいますから、いつかアイスマン二世が誕生する時代も来るのかもしれません。
こうしてまた世界史とは関係ない無駄な情報が記憶されたのでした。


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