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■ すごいよ逆転裁判
どうしましょう。 逆転裁判に関してすごく語りたくなってきたのでここにメモしておきます。 だってこのゲーム、ゲームの枠を越える領域に達してますよ。この衝撃、幻水2以来の大ヒットじゃないか!? ゲームでも映画でも何でもそうですが、作品には何か心に響くものがあって初めて良作になると思います。でないと心に残らないし、終わった後の余韻も生まれません。 その点笑いあり、バトルあり、感動ありの逆転裁判は最高のエンターテイメント! ゲームなんだけど、1つのドラマを見てる感じすらします。これはアニメ化だろうとはたまた実写化だろうと充分可能でしょう! 個人的に実写化希望。アニメだとちょっと軽い感じするので。少なくとも1〜3までの逆転裁判は割と現実的な話が多いし、内容的に重め。(ギャグっぽい話もあるけど)・・・でもあの法廷の雰囲気を出すのはやっぱゲームじゃないと無理かな。 と、まぁ話が少々脱線しましたが、それだけ管理人の心に深く残った作品であります。 主人公、成歩堂龍一(通称ナルホド君)を中心に繰り広げられる法廷ならではのふか〜い人間ドラマにすっかり魅せられてしまいました。
事件後の大まかなな流れは・・・ まず事件発生後の探偵パートでは、助手のマヨイちゃんと二人三脚でボケとツッコミの会話をしながら現場調査。現場でうろついてるイトノコ刑事から情報を無理矢理入手。依頼人(容疑者)のかわいそうな話も留置所で聞いてあげます。 一通り情報や証拠が揃ったらいよいよ法廷パート! 担当検事はどれもクセ者ぞろいで、新米弁護士のナルホド君をいじめてきます(笑) 流れはまず準備完了したら検事が依頼人を有罪にすべく、証人を入廷させます。証人は刑事だったり、目撃者だったり、色々。途中で証人が変わることも多々ありますな。 依頼人が無罪なら、当然この証言には矛盾やウソがあるはず・・・!ということで、ここからが腕の見せ所、尋問です。 ここの尋問前の弁護士と検事の視線の交錯画面大好き!いざ勝負!みたいな! 尋問中は証言の途中途中で「待った!」と声をかけて根ほり葉ほり詳しくツッコミを入れます。すると証人がボロを出してくれる事が多いのでそれを証言に加えてもらったら、いよいよ「意義あり!」の出番です。 証言と矛盾している事を証明出来る証拠を華麗に「意義あり!」と突きつけてあげましょう!分かってはいるけど、この証拠を突きつける瞬間ってドキドキするんですよね〜。 正しい証拠を突きつけるとストーリーが進み、また尋問を繰り返すことによって謎が段々明らかになっていくと。 だいたい1つの事件で10〜20回くらい突きつけたり、主張を選択する必要があるので気が抜けません。 法廷中この「意義あり!」「待った!」「くらえ!」の効果音のみ音声付き。もちろん各キャラによって声の人が違います。ナルホド君の「待った!」声は個人的に好みですわ。御剣の「意義あり!」は何か偉そう(笑)なんか「異議あり!・・・やれやれだな成歩堂」とかいうくだりに繋がりそうで(実際そんな感じのこと言ってますが) 法廷パートは1回とは限らず、真相が分からずじまいで事実の究明ということで次の日に持ち越されることがほとんど。 そしてまた探偵パートで捜査の続き→法廷パートを繰り返すことでゴールインに近付いていくわけです。(裁判は3日以内に解決というルールがあるので繰り返しは3回まで) なので長いものはかなりのボリュームを誇る超大作!特に各シリーズ最終話はそれだけで他の話の2、3話分の内容を誇ります。 そしてその事件の中で弁護士、依頼人、検事、仲間達の様々な想いが交錯して1つの真実を掴むわけですね!はい!もうすごい語ってるね、自分!
法廷中に限らず、会話のテンポもすっごくいいのです。ただ読み進めていくだけの中にも、会話のスピードが違うと全然退屈じゃないの! 普通読み、緊迫してる読み、畳みかける読み、等々では速度とか効果音が違う!コレ、一度見るとやみつきになりますよ。
そうそう、逆転裁判のもう1つスゴイところは、出てくる登場人物全員に愛着が持てる点ですね。 苦楽を共にした仲間やオトボケ満載な助手や証人。はたまたブッとんでる真犯人とかまで何故か憎めない人もおりますな。・・・まぁ流石に真犯人の何人かは許せないヤツもおりますが、コイツ〜!(笑)的なものも感じさせてくれました。ま、そういうヤツほどねじふせた時は快感なんだけど(笑) そして晴れやかにエンディングを迎えるわけです。このときばかりはお堅い某検事さんも少しは素直になってくれるので解決のしがいがあったってもんです(え) 正に感動のエンディングという言葉に相応しい、素敵なエンディングが揃っているのが逆転裁判。見てると思わずホロリときてしまうものがあるんです。 どのエンディングも大好きではあるのですが、ここで挙げたいのは逆転裁判3のエンディング。 1〜3までの全ての謎と複線が消化され、思わず鳥肌が立ってしまいました。正にスタンディングオベーションに相応しい閉幕であったと思います。そう、管理人ナルホドくん〜!!と100回くらい叫びたくなる衝動に駆られました。 このエンディングを体験するためにも、逆転裁判は1(蘇る逆転)からプレイすることをお薦めします。
・・・さて、この語りもいささか長くなりすぎたようです。(by蘇る逆転) なんだかベタ誉め文になりましたが、ウソ偽り無く、感じたままに書いたつもりです。 最近で言うと、パイレーツ3部作以上に感動出来ると思います。 数少ない、「いいから何も言わずに、やれ」と押しつけたい作品の1つ。 ホントかな〜?と疑り深い人は、ひとつアマゾンにでも飛んで、レビューを読んでみてはいかがでしょうかね。ついでに買っとけ。買っとけ。 ちなみに逆転裁判4は賛否両論で、1〜3は絶賛系な感触。個人的には逆裁1(蘇る逆転)が本命。レビューにも書いてあったけど、既にテイストは完成されてます。 やればこの感動の余韻をひた味わえること間違いなしっ!!!!
2007年06月19日(火)
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