日常些細事
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新年明けましておめでとうございます。
お正月といえば初詣。 例年ならそれなりに有名な神社に詣でるのだが、今年は時間が無いため、たまたま近くにあった小さな社で済ませることにした。 元旦の朝9時ごろに出かけたのだが参拝者は1人も居らず、それどころか神主など関係者の姿も見当たらない。 境内は閑散と静まり返って、なんだか薄ら侘しい気分になる。 いくらなんでも正月なんだから、少しは近所の人がお参りに来ていて、それなりににぎわっているんじゃないかと思っていたのだが、まったくの拍子抜けである。 しかし神主まで不在とは何事であろうか。普段はここに住んでいるのである。表札のついた家が神社の敷地の中にあるのだ。お御籤ぐらい引きたかったのに一体どこへ行ってしまったのだろう。 まさか、よそへ初詣に行ったのではあるまいな。 あるいは、もっと大きな神社で神主のアルバイトをしているのかもしれない。ここで仕事するよりはよほど儲かりそうだし。 しょうがないので賽銭箱に100円玉を投げて両手を合わせ、早々に帰ってきた。
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