日常些細事
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夕方、曼荼羅クリニック(仮名)へ肺炎の治療に行く。 狭いベッドに仰向けになって点滴を受けていたら、隣の診察室から院長がふらりとやって来た。見た目は若く見えるのだが、もう70歳くらいのおじいさんである。 院長は私の額に分厚い手を乗せると、 「熱はないようだね」 と言い、そのままポンポンと額を叩きながら、 「早寝早起き。暴飲暴食は避ける。お父さんお母さんの言うことを聞く。そうすれば早く治る」 それだけ言うと、また診察室へ帰っていった。 うーむ。 早寝早起き、暴飲暴食は避ける、までは分かるが、 「お父さんお母さんの言うことを聞く」 というのはどういうことであろうか。なにやら含蓄のある言葉のようにも聞こえるが。 それとも単に小学生並みに扱われたのであろうか。
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