日常些細事
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2004年01月03日(土) どうする年賀状

 届いた年賀状の整理。まだこちらから出していない人がいたら返事を書くためである。一枚一枚確認する。
「山田さんには出した。鈴木さんにも出している。保険屋は放っておいてよし。田中さんには出した」
 どうやら発送漏れは無さそうだ。よしよし。と思った矢先、
「あれ。この人・・・」
 岩玉兵助(仮名)氏から年賀状が来ている。
 氏は昔私がお世話になった人だが最近は疎遠になっていて、年に1度会うかどうかの関係である。
「たしか年賀状、送ったよな」
 どうも確信が無い。
 ここで返信を出して、万がいち年賀状が2枚届いてしまうと失礼だ。岩玉氏はもう高齢だが結構プライドの高い人なので、
「高橋の奴、また年賀状を送ってきおった。最初に出したのを忘れておるな。わしは忘れられるほどの存在かっ」
 と怒るのは間違いない。血圧も高い人なので脳溢血をおこすかもしれない。
 それなら出さないほうがいいが、しかし1枚も届いてないと
「わしが年賀状を送ったのに返事もよこさん。けしからん」
 と怒るのは間違いない。
 こんなことで関係が悪化するのも困るし。
 正直に書いてみようか。
『あけましておめでとうございます
 これが2枚目の年賀状だったらすいません
 実は岩玉さんに年賀状を送ったかどうかよく憶えていないので
 とりあえず出してみました』
 ううむ。余計怒るかもしれん。
 どうしようかなあ、年賀状。


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