プランタン。花。 2004年09月02日(木)
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前回ドライフラワーの経過が面白かったので、
もう一枚同じような手順で進めようと植物を選ぶ。
地味でありふれたモチーフだけれど、
生き物は結構面白い。
板に石膏地、ファンデーションを施したもの。
ファンデーションはテンペラとあまり相性がよくないようだけれど、
悪いってほどでもないので、構わず続ける。
デッサンをとりながら、バックを作っていく。
最初のデッサンは黄系で。バックは青。
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こちらは水彩の手順見本。
講師やってて時々、水彩の手順が分からなくなる。
アクリルジェッソで白をグイグイ塗っちゃう辺り、
どちらかというとテンペラ白と油彩の関係だからね。
鉛筆で丁寧に輪郭線をとる。
輪郭線は一本では描かない。
人体と同じで、植物も線が交差したりして螺旋さながら。
気をつけてるポイントは茎と葉のつけねや、
微細だが前後の遠近感が出るか、というところかな。
あと、早い段階でバックをつけること。
色はともかく、モチーフより暗い背景か否かを先に決める。
まだ途中だけれど。
by HPY
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